【無職の人生初海外は一人旅】タイ周遊記4日目①:タイのバスはドアを開放したまま走り出す編
タイ4日目。
この日の目的地は、水上マーケットである。
タイの行った方がいい観光地として、水上マーケットは必ず候補に上がる。主要な水上マーケットは三つある。
一つ目はダムヌン・サドゥアック水上マーケット。1番人気なのはそこらしい。ただネットの情報によるとかなり観光地ライズされてるらしい。
二つ目はアユタヤ水上マーケット。アユタヤは3日目に行った遺跡と象乗りがあった場所だ。そこはどうやら、観光客用に最近できたばかりで、あまり伝統は感じられないらしい。
そして三つ目がアンパワー水上マーケット。俺が今日赴く場所である。
アンパワー水上マーケットはどうやら観光客以上に現地のタイ人に人気らしい。というのも、アンパワーは昔ながらのタイの生活が残っている様な場所らしく、都会に住むタイ人にとっては郷愁、つまり"エモさ"が感じられるからなんだとか。
全く、日本だけでなくタイまでもエモブームだとはな!
そして俺もエモいのが好きだから、アンパワーに行くことを決めた。
ホテルをチェックアウトし、朝食のためにカフェに入る。
所持金が減ってたから両替所で日本円をバーツに両替する。
カオサンロードからアンパワー水上マーケットまでは、バスとBTSを乗り継いで向かう。
ここでいうBTSとはK-POPのことではなく、バンコク・スカイトレインという高架鉄道、電車のことだ。
バスに乗って最寄り駅まで向かう。
そして駅に着いて発券機で切符を買おうとしたけど、機械の使い方がよく分からないしどの駅を選んでいいのかも分からなくてあわあわしているうちに、後ろに人の列が出来てしまった。
だから一旦離れようとしたら、後ろに並んでいた男の人2人が俺を呼び止めて、わざわざ俺のために駅員に聞いたりスマホで調べたりして、懇切丁寧に目的地までの切符の買い方を教えてくれた。
片方はタイの人で片方はオーストラリアの人だった。
2人と同じ電車に乗り込んだから、少しの間お喋りをした。
2人はオーストラリアで出会ったらしい。
そして日本には4回きたことがあって、大阪京都広島とかに行ったらしい。
大阪出身って言ったらたこ焼きデリシャスって言ってた。
旅先では、こういう親切な人に散々出会うことが出来る。
別に切符が買えない俺のことをスルーしても良いのに、俺が困っていることを察してわざわざ向こうから俺に話しかけてくれるのは本当にありがたいことだ。誰しもがやってくれる様なことじゃないし、言葉が分からない異国の地では、ほんとに救われた様な気分だった。
俺は深く感謝してサンキューソーマッチと何度も言い、目的の駅に着いたらグッドラックと別れを告げた。
ここからさらに、ロットゥーという名の乗り物に乗る。
ロットゥーというのは、テレビのロケ車みたいな車で運行しているミニバスのことだ。
確かロットゥー乗り場に着いたのが15時くらいで、チケットを買ったら17時頃発だった。2時間くらい待たなあかんのかーと思っていたら、1人分の席が空いたらしくて、すぐに出発することができた。俺ともう1人の女の子がチケットを買ってたんだけど、タッチの差で俺の方が先に買うことが出来てよかった。
ロットゥーに乗った後、今度は普通のバスに乗り換える。
まさかのドア全開放のまま走り出す。雨土砂降りだからガンガン水入ってくる。結局アンパワーに到着するまでドアが閉められることはなかった。
水上マーケットには既に沢山の人が居た。
俺はまず予約していたゲストハウスにチェックインしなければならない。マップを見ながら進んでいるとそこには細道が。
あっつ。
この先にゲストハウスあるの最高すぎる。この道進む時まじでワクワクした。
このカラフルな黄色い家が俺が泊まる場所らしい。
チェックインして荷物を置いて一息つく。移動が長いと疲れるわ。
タイ4日目まだまだ続く
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