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片付けができないのはADHDのせいか?それとも優柔不断のせいなのか?

あなたの部屋やリビングのテーブル、職場の机は片付いていますか?
その片付かなさはADHD気質が原因かもしれません。

とはいえ、片付けられないのが全部病気としてくくってしまうのはいただけないので、今回の記事ではADHAという精神科の病気を解説していきながら、片付けられない人の特徴を見ていきたいと思います。

特徴が分かれば対処ができます。そのあとは習慣化していけば自ずと片付くと思います。
最後の方では習慣がどれほど大事かということをお伝えしますので、最後までお付き合いいただければと思います。

自己紹介はこちら↓


それではいきましょう。


注意欠陥多動性障害(ADHD)とは?

幼少期に発症する発達障害の一つで、不注意・多動性・衝動性の3つが中心的な症状として現れる。小学校の授業で座って聴いていられないでいるという症状がよく知られています。

  • うちの子は落ち着きがない

  • うちの子はよくケガをする

  • うちの子は約束が守れない

  • うちの子は時間にルーズだ

  • うちの子はみんなと仲良くできていない

こんな様子が酷く続くようでしたら病院やかかりつけの小児科への受診をおすすめします。

これは病気の一種であって、性格とは違います。

分からないことは教えれば治りますが、特性はなかなか改善できません。

身長170㎝の私がバスケでダンクをしろ!!と言われて、『なんでできないんだよ』っと叱られているのと同じです。

できないものはできないし、強要すること自体がナンセンスです。
しかし、服薬治療や主治医に相談することで症状は緩和できます。
ぜひご相談を。


完璧主義の人も片付けられないことがある

ここからは片付けが苦手な人の一般的な事例を見ていきたいと思います。

完璧主義の人

完璧主義の人は片付ける前から『ここを全部綺麗にするのはもっと時間が必要だから今度やろう』と片付けることを後回しにしてしまいます。

また、一度片付けをし出すと、大規模に片付けを行ってしまうので、片付ける前から疲れてしまうということがあります。

『やるからにはちゃんとやる』というタイプの完璧主義の人は始める前から気負ってしまうので、実際に行動するハードルが高くなってしまいます。

このような人は大きな目標を設定するよりも、「今日は机の上だけ」というように、片付ける場所を限定的にして取り組むと、片付けが継続しやすくなります。

片付けが苦手になってしまう原因とは?

優柔不断の人が片付けできないというのは容易に想像できると思います。
しかし、それ以外にも片付けができない人の中には以下に挙げる特徴を持っているために片付けができないでいるかもしれません。どんな特性があるか見てみましょう。

心に余裕がない

余裕がないというのは仕事が忙しかったり、人間関係でストレスを抱えていたり、子育てに悩んでいたり、貧困に悩んでいたりすることです。

このようなストレスフルな状態では『片付け』という小さな問題は後回しにされがちです。

そうすると散らかっていることにすら気が付かないという状況が生まれ、これが習慣化してしまいます。

家庭環境

育った家庭環境はとても重要です。

母親または父親が同じように片付けができないタイプで、片付いている状態の見本となるイメージができない場合、その子供も『片付いている状況』を作り出すことはできない。

むしろ、一生片付く状況とは縁がない生活を送る可能性もあります。
何かのきっかけで片付けに目覚められることを祈ります。

捨てることへの罪悪感

『物を大事にしなさい』という厳しい教えを受けた為、捨てることに罪悪感があるという層がいます。確かに大事な教えではありますが、ねじ曲がった解釈が定着すると片付けられない人になってしまいます。

この罪悪感が生まれやすい代表的なもは『思い出』をともなうものです。
その際には写真に納めて『ありがとね』と捨てることをおすすめします。

優柔不断の人

一番イメージがしやすいと思いますが、『捨てる、捨てない』の判断ができないでいる人が『優柔不断』が原因でしょう。

来月使うから・・来年使うから・・きっと使う時があるから・・と何年も捨てられずに残っているものがあるかもしれません。

そんな時は『期限を区切って』捨てるに限ります。
優柔不断に陥る人は『先を見通す力』も欠けているかも知れません。あなたの人生に本当に必要なものはいつの日もすぐに使うはずです。全然使ってないものは捨てましょう。

次の章ではこれらに対して対処方法や解決策を考えていきたいと思います。参考にしていただければと思います。


片付けができないことを回避するためには

片付けができない原因がADHD以外の『習慣や性格』から来るものを先にお伝えします。

  • まずは一生懸命片付ける

  • 物を増やさない

  • 整理整頓する

  • 毎回完璧を求めない

  • 物が増えることは損すると考える

上記の項目を挙げた上で解説します。

一生懸命片付ける

片付ける癖が無かった可能性がありますので、片付ける習慣を作ってしまいましょう。
習慣というのは決まったルーティーンで行うと習慣化しやすいです。
風呂に入る前に整理整頓してゴミを片付ける。とか。皿を洗った流れで部屋も整頓したらどうでしょう?

整理整頓する

片付けるのが楽しくなるように棚や箱を用意して片付けやすく、物を配置しましょう。
無印良品にいけばもの凄いバリエーションのラックや収納ケースがうっています。統一して買い揃えることで部屋は見違えるほど綺麗になります。


毎回完璧を求めない

片付けが完璧に終わることはないと考えてください。
完璧に完了するときは引っ越しの時だけです。
ほどほどに行い時間を区切って15分程度で終わらせてしまいましょう。

物が増えることは損する

物が増えるということはそれだけ購入しているということで、お金を使っているということです。
それから、物が溢れて探すのに時間がかかるということはそれだけ時間も損しているということになります。
探さなくて良いように必要なものは少なめにして、買いすぎないことがおすすめです。


ADHDの可能性を疑い始めたら

片付けができない原因がADHDということであれば、精神科のクリニックに言ってDrに相談をされた方がいいと思います。脳の電気信号の異常であれば『習慣』とか『気合い』で、どうにかなる問題ではありません。薬をしっかり飲んでメンタルを安定させましょう。

片付かない原因が性格や習慣に寄るものだとしたら、いくつかの解決策を話してきました。

  • 物は増やさない

  • 買ったらその分捨てる

  • 片付けの習慣を組み込む

  • 使ってないものはいらない

  • 完璧に片付かないと考える

このようにすると片付かない部屋の住人も少しづつ片付けられる人へと変化できると思います。
職場の机周りや家のリビング、ベット周りなどを片付けておくと心にゆとりがで生まれ、パフォーマンスも向上します。
片付けは優先して取り組んでみてください。


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