仕事の判断基準は自分の中にしかないという話し
はじめに
あたなは毎日の仕事が忙しいですか?大変ですか?それとも簡単で退屈なものとなっていますか?
今回の記事では、仕事の判断基準についての話をしていきますが、組織に存在するマニュアルに頼るところとは別の、個人の裁量に任されている仕事において、どのように判断して仕事をこなしていけばいいかという話をしてみたいと思います。
私自身の仕事に関しては特段レベルが高いものではありませんが、人の生活を左右しかねない言動を扱うため、いつも自分自身を振り返りながら仕事に向き合っています。
何かの参考にしていただけると幸いです。
それではいきましょう。
※この記事は過去の記事をリライトしていますので、情報が古い可能性がありますが、考え方自体は変わらないので、リアルタイムに活かすことができると思います。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではいきましょう。
自己紹介はこちら↓
判断基準は自分の中にしかないという話し
昨日より今日、今日より明日と考えて、日々改善しながら仕事をしている人は多いと思います。
私も、そう考えて毎日の仕事をしています。そうした毎日を送ることで成長し、成長の段階で様々な基準ができてきます。
例えば、「今日は利用者さんに寄り添った相談ができた」と感じる時もあれば、「今日はなかなか利用者さんから理解を得られる話し方ができなかった」というように話し方のスキルの基準がなんとなくできてきます。
そして、
「あの職員はできてるか?」
「あの職員よりも仕事をこなせたか?」
ということを考え過ぎると次第に、その思考は他罰的な思考になります。
(他罰的とは起きた不幸や失敗を自分ではなく他の人のせい(責任)にしてしまうということ)
これを自分ではなく、他者にも当てはめていくと他者と自分を比較するようになります。
他者と比較して自分を改善する方法を考えるというのはやった方がいいことですが、「あの人は全然仕事をしない」というように他者を気にする行動は自分のモチベーションを下げるし、生産的な行動ではないと考えています。
他者のことばかり気にしているということは利用者さんへの配慮が疎かになり、結局のところ仕事の達成度が低下してしまうことにつながると私は思っています。
自分と相手を比べがち
とはいえ、人というのは他者と自分とを比べてしまいがちです。
するとどうなるか?
『私にできてあなたにできない』
↓
『あなたはできないスタッフ』
↓
『職場に不満』
というサイクルを自分で作り出してしまいます。
これは自分のストレスになるだけでイライラします。
他人にもっと良くなって欲しいのであれば情報共有して改善点を伝えて、改善してもらう方法がありますが、そこまで親切な職員は私の職場では少ないです。みんな「あの人はできない」と言うばかりです。
だったらそんなこと考えず、自分のスキルを磨くことに集中した方がいいと思っています。相手に「仕事ができないやつ」というレッテルを貼っても生産性は上がらず、なんら問題の解決にはなりません。
相手と比較してイライラしたり、不満を溜めることはよくありがちですが、精神衛生上やらない方が健全なマインドが保てるので、比較はほどほどにしましょう。
それから、「仕事ができないやつだ!」という思考になりがちな人はマウントを取りたがる人だと言えます。
相手より優位に立つことが生き甲斐で、プライドが高く、他者の意見を受け入れにくい性格でしょう。
そういった考えになる人と一緒に仕事をするのはあなたのスキルを低下させる可能性があるので、解決のために上司や頼れる同僚に相談した方がいいでしょう。
または、このnoteを見て職場に依存しない働き方をマネしてください。
続けていれば職場に頼らない生活ができると思います。
個々の能力に差があるのは当然
競争して勝ち負けをつけるスポーツなどは除外しますが、人の行動を比べるのは意味がありません。
なぜなら能力には個人差があるからです。私はスキルをgiveする人でありたいと考えているので、他人にスキルを伝える労力は全く苦になりません。
その伝えることを苦にして他人を批判することは職場環境の向上にはまったく貢献しません。
(ちなみに営業の成績を比べるのも意味がありません。なぜならその成績はあなたが出会ったお客さんからの評価だから。『お客さんのためにどうゆうプレゼンが出来たか』という結果が成績です。成績は伸ばすのではなくお客さんのために行動していくと良いと思います。)
個々の能力には差があるのは当然なので、そこを補い合ったり、時にはスキルの共有も必要になると思います。
できていない事を見つけて評価する引き算の評価より、できてる事を評価する足算の評価の方が、モチベーションも上がりますし、「良いこと評価」の考え方がポジィティブにさせ、発する言葉も変わると思うし、変える必要があると思います。
ですので、私は他者を非難、比較などをしなくなりました。その前にスキルの提供をして、改善できればヨシ。できなければ一緒にできる方法を考える。
できる方法が見つかった時には私の中のマニュアルが増えます。私も1ステップ成長できる。
そう解釈しています。
比べた結果どうなる
比べるということは優劣をつける事になります。
できてる人ができていない人を叱るという現実がありますが・・・
その叱るという行動は劣ってる人の基準とは別物なので意味のない行動になってしまう。
大袈裟にいえば、
早起きができない人と早起きをしない人の「起きない」理由は全く違うのです。
生活リズムの違いや早く起きる必要がないという背景があるかも知れません。
ですので、結論を見て教育・指導するのでは無く、プロセスを見て指導してあげないと相手は改善することができません。
プロセスに焦点を当てないと、またすぐに「起きない人」に戻ってしまいます。
具体的には「早く起きるために、早く寝る」なんていうのが解決のプロセスだったりしますので、結論だけを変えようとしない方が良いと思います。
まとめ
自分の中にある基準は相手と違うということを知り、相手に合う改善方法を提示してあげると押しつけにはなりません。
結果的には双方が気持ちよく関わることができるようになるでしょう。
一緒に仕事をする人の基準が統一されていなければ、共有・指導して改善していく。
できたところを評価してモチベーションを上げて、さらなる改善をしていく。
これは心理学でいう「ピグマリオン効果」を流用しています。否定をせず、肯定していく。その中で「期待」をかけると相手は成長してくという効果を使うとお互いに成長できると思うので、活用してみてください。
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