貧乏ゆすりじゃない...


今週は大切な検査がありました。

私はパーキンソン症候群になってから仰向けに寝ることができなくなっており、事前に先生に相談をしていたのですが、検査では担当の医療従事者の方々に、「それじゃー検査ができない」などとキツイ口調で様々なことを言われました。

検査だから仕方ないですし、できないことを伝えるのもその人たちの仕事なのだと思って聞いていたとき、いつものように私の足が震えているのを見た医療従事者の人が、「貧乏ゆすりみたいなのっていつもするの?」と聞いてきました。

ショックでした。これは病気で起こる症状であって、貧乏ゆすりではありません。しかも、その言葉を、単語を医療に関わる人が発していることに、私は呆然としました。付き添ってくれた家族は、検査に影響があるといけないと思い、その場では我慢していたものの、検査後は私よりも怒りを露わにしていました。

同じようなことを書かれている人がいたと記憶しますが、私の病気による足の震えは決して「貧乏ゆすり」ではなく、病気による震えです。

様々な患者さんの対応で忙しいのかもしれませんが、医療従事者の方々は、言葉や単語を選んで欲しい。そんなことを切に感じました。辛かったです。悲しかったです。そして、こんなことがこれからも続くんだと幻滅した日でした。

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