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2021年は海外と国内BtoBの採用を強化。代表大和からの採用メッセージです

2021年のキックオフミーティングで、社員に伝えた言葉です。

「1回目の緊急事態宣言当初は正直、着るものどころじゃないんじゃないか? と思ったのは事実。しかし蓋をあけてみればD2C事業の売上は大きく伸びていて、新規のお客さまが特に増加傾向にある。大変なときだからこそ、医療現場のモチベーションアップに役立てていることが確認できました。現場に少しでも貢献できる商品を出し続けよう!」

そして今年度の目標として、次の3点を掲げました。

・D2C事業の強化
・BtoB事業の本格的な始動
・中国市場のテスト

クラシコが2021年をどのように進んでいくのか。これを読んでくださっている皆さんにも、メディカルアパレル業界の、そしてクラシコが向かう「成長市場」の可能性を感じてもらえたらと思います。

業績は好調、2021年の基盤を固めた1年

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僕たちの会社は「メディカルアパレル」というカテゴリで、商品の企画・製造・販売をしています。「世界中の医療現場に、人間的で、感性的で、直感的な革新を生む。」をミッションに、昔からずっと変わってこなかった白衣などのプロダクトを全く新しい定義でつくり変える事業をしています。

プロダクトはどれもスタイリッシュさにこだわり、テーラード技術を取り入れた白衣やスクラブが中心です。

着心地が良く、モチベーションをあげられる商品という特徴があります。

そう考えたときにこのコロナ禍で「おしゃれな白衣」は求められるだろうかと、最初の緊急事態宣言のタイミングでは考えました。しかし2020年を終えてみれば、個人によるECの購入が増え、直近の数ヶ月でいえば新規顧客200%増の状況です。

業界を問わず、ECでの購入率が伸びた1年だったと思います。それに加えてスクラブに関しては清潔を保つために複数買いのニーズもあったように思います。

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また2020年は、先行き不透明な状況に対して早め早めに手を打ち、リモートでもうまく働ける体制をつくることを意識しました。

例えば、働いている社員が安心して働いてもらえるかどうか。その取り組みはこちらの記事にも掲載されているので、ぜひ読んでみてください。

もう一つ、採用にも力を入れました。

これまで私自身が複数部門の責任者を兼務していたため、新たな責任者を探すことが急務でした。

その結果、無事に責任者の採用もでき、これまで20名体制だったクラシコも30名に増え、事業を加速させる準備が整ってきました。

これまでは外部のパートナーと連携し、最低限で実施していた施策も、内製化の比率を増やすことに成功しました。今後はより細やかなプロダクト、ブランドづくりが実現できると考えています。

そして2021年。

いよいよ「海外事業」と「BtoB事業」を本格化させます。

グローバルへ挑戦、中国市場で勝負

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2021年に向けていくつかの事業が立ち上がりますが、今日はそのうちの2つをお伝えします。1つは「中国市場」、2つめが「BtoB事業」への進出です。

まずは、中国市場へのアプローチについて。

「メディカルアパレル」は国内500億円、海外では6兆円のマーケットが広がっているといわれますが、中国市場の規模は正直まだ未知数です。

しかし、手ごたえを感じている理由がクラシコにはあります。

私たちは越境ECとして「台湾語のECサイト」も運用しているのですが、そこでは現地だけでなく中国大陸からの購入者も多いのです。興味深いのは都市部だけでなく、内陸部からの購入も多いということ。

物価や収入が上がっている背景も含め、潜在的なニーズを感じていました。

またクラシコの国内店舗には、北京や深圳でクリニックを経営する若い先生も来店することが多く、1回の購入で何十万円と買っていかれるのです。

日本発のアパレルは「ニーズと価格帯」の関係から中国ではうまくいかないケースがとても多いです。しかし、その点ではクラシコはプロダクトマーケットフィットができていると感じています。

まずは1月から開始したテスト販売を皮切りに、より現地の顧客を理解することから始めます。

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4年間の洗濯に耐える「着心地のいい服」

2021年の肝となる、もう一つの事業が「BtoB事業」です。こちらはD2Cでの個人購入に比べ、大きなハードルを越える必要がありました。

というのも、ナース服を病院単位で採用していただくには、4〜5年間のリース契約期間内の業務用洗濯に耐えられる製品である必要があります。

病院のシーツやタオルなどと同じように業務用の圧倒的な洗浄力のある洗濯方法で、毎週毎週洗い続けるわけです。それに4年間耐え、商品を劣化させない耐久性が生地には求められます。

このような理由から、一般的な医療用ユニフォームは「着心地」よりも耐久性を優先しがちです。一方、クラシコではその両方を追っており、そこに私たちの「存在意義」があると考えています。

だから、一度は試験をクリアして出した製品も少しでも課題が見つかれば活動をすべてストップ。製品のさらなる改良に集中して取り組んできました。

何度も試行錯誤を重ねた結果、去年の夏に厳しい試験を無事にクリア。新たな営業責任者も入社し、今年は本格的な病院への提案がスタートします。

これから入社するメンバーに向けて

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クラシコは「D2C事業」「SP(BtoB営業)」「海外事業」の3本柱を立てていますが、今まではどうしてもリソースに限りがあり、やりきれない状況もありました。

しかしそれも、採用強化で準備が整いました。

海外展開についてはまずは中国を中心に、アジアのマーケットで大きく事業を成長させます。そのため、お客さまの声をどれだけ現地で集め、商品開発やマーケティングに活かせるかが重要になります。

そのため、現地で採用するメンバーと、国内でも各国の市場について理解の深いメンバーが連携してブランドを作っていければと考えています。

クラシコの考え方に共感いただける方はいつでもお声がけください。私(大和・おおわ)に直接TwitterのDMにご連絡いただいても大丈夫です!

こんな大変なときだからこそ世界中の医療従事者のモチベーションアップに少しでも役立てる商品を作り、広げていく仕事を一緒にやりませんか?


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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


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