親に進路を反対された時。。
安定した公務員とかになってくれたらいいのに、なんかよくわからないWEBデザイナーになるなんて、というのがよくある親御さんの進路反対問題です。
最近の若い子は、優しい子が多い
本当に最近の若い子は、お父さんやお母さんに優しい。
専門学校でも作品作っていいよって言うと、”お母さんのために作りたい!”って言う人が結構いたりします。
私はもう親世代超えてるので、そんな事言われたらきっと泣いてしまいます。
なので、今までお父さんお母さんに寄り添って生きてきた中で、仕事を決めるのは初めて親と違う意見を持つ場面かもしれません。(進学とかもありますけどね)親が悲しむから、親に反対されたからって言う理由で、自分の夢を諦めようとしていた方をたくさん見てきました。
理解してもらいづらい進路に進むには、揺るがぬ決意が鍵
私もだいぶ昔ですが、フリーランスになったときは本当に親と半絶縁状態でした。父親は職人で、本当はあとを継いでほしかったと思います。母親は、せっかく学校で勉強して上手くそこそこの会社に就職できたと思ってたら、勝手に辞めてきて挙げ句の果によくわからない仕事で自営すると言い出す。
その時は、ほとんど正月もお盆も実家にも帰らず、無精髭で悲壮感漂う人相、電話にもあんまり出ないひどいやつでした。ただ、これでやっていくとしかそのときは考えられなかったです。
後で聞いた話ですが、父親は今で言うニートになるだろうと、あとは自分が面倒見ないといけなくなるだろうと思っていたそうです。母親は、なんとかがんばれるとおもってくれてたらしいですが。。。(^^;
多分こんな状態になるのなら、気持ちが優しい子たちはきっと親の言うとおりにしておいたほうがと思い直すかもしれません。
しかし、本当に自分がやりたいことであれば、ココはどんなにもめようと譲ってはいけないところだと思います。逆に言うと、そこでやめとこうと思う方は、やっぱりやめておいたほうが良かったのです。それ以降のフリーランスの苦しみには向き合えないと思います。
仕事内容をプレゼンするより、どんなにそれがやりたいか、頑張る覚悟があるかをプレゼン
親に自分がやりたいと思っている仕事を詳しく説明しても、きっと理解はしてもらえないと思います。特にITやデジタルなどその分野にあまり明るくない親の場合は、昔の仕事の仕方が自分の中での基準で、新しい働き方や職種をいくら丁寧に説明してもまず理解は得られないです。
むしろ、この仕事を自分がどんなに好きで、これだけ頑張る覚悟があるというのを真剣に訴えるほうが、応援してくれるモードになりやすいです。
今まで口答えすらしたことがなかったのに、今回はこいつ、ちがうな!とおもわせたら、多分大丈夫です。理解してもらって、その後も困ったことがあっても親に相談できるルートも残しておいてください。完全に断絶は良くないですので、その壁は突破できるように頑張ってください。(これが超えられないと、やっぱりやめておいたほうがよかったのです)
親孝行はもっと先でいい
たぶん20〜30代のみなさんだとお父さんお母さんも、まだ結構現役で働いてたり、元気だったりすると思います。その時期は、申し訳ないと思いつつ、迷惑をかけながら応援・支援をしてもらえばと思います。
本当に親が退職した後とか、身体が弱ってきたときとかにその分を倍返しで返せばいいのではと思います。
私も、ようやく何の仕事をやってて、なんとかやっているなと認めてもらえたのが、フリーランスになって6−7年目だったかと思います。
親ののぞみは、子供が幸せになってくれること
結局それに尽きるのかなと思います。何も憎くて進路を反対しているのではなく、よけいな苦労をしてつらい思いをしないかを心配してくれているだけなんだとおもいます。多少お金や仕事がキツくても、生き生き仕事をしている子供の姿を見れたら、親は嬉しくて応援してくれると思います。
WEBデザイナーやその他の仕事でも、やりたいことがやれて幸せに生きているという姿が一番の恩返しになるのかもしれません。
こんなことが理解できるようになったのは、ある程度年齢重ねたおかげかも知れません。
働き方や、社会のしくみ、仕事なども代わっていく時代。昔の社会の概念をもっている親世代と対峙するのは、大変ですが夢がかなって好きな仕事に付ける人が増えるといいですね。
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