祭だ!〜スターウォーズ EP9鑑賞記
スターウォーズは大好き!小学校の頃、親戚のおっちゃんの家でVHSではじめて見て以来、ずっとファンだ。ファンと呼べるものはもしかするとスターウォーズだけかも知れない。あの迫力の映像と圧倒的なスピード感、壮大なストーリー。私の推しメンは、ダースベイダーです。
一言でいえばEP9は「祭」だ!!!締め括るべくして締め括ってくれた。JJの仕事に不満を持つ人もいるだろう。私も批評家さながら、あーでもないこーでもないと言いたいこともある。しかしながら、この「祭」をプロデュースし切ってくれたJJに、改めて敬意を表したい。ありがとう、JJ。
途中、「42年ぶりの祭」なんてシーンがあったり、元気玉さながらのシーンがあったり、歴代キャラ総出演(声も含む)だったり。もう、たまらない。おじいちゃんのあの人とお父さんのあの人と老けて太ったあの人の登場シーンなど、ゾクゾクする。
あまりネタバレしたくないけども、レイの成長とレンの変貌は良い意味でサプライズだった。良かった。レイの出自についての予想のYouTubeを事前に見てしまったので、その部分は少しクスリとしては効きが薄かったが、それでも、途中「え、なんで?」みたいなレンとの砂漠の星での攻防や、ラストにつながる辺りは見事。そのほかにも、シリーズ通しての伏線の見事な回収。
音楽についても語りたい。ジョーン・ウイリアムズ大先生、生きていてくれてありがとう!エンディングロールの音楽が泣けた。もちろん、劇中のモティーフひとつひとつに反応していると間に合わないくらい、音楽が目まぐるしい。その度合いがシリーズの中でもダントツだったような。それでいてシンフォニーのような統一感をもたらすのは、音楽の力。ジョーン・ウイリアムズ大先生、本当にありがとう!
もちろん、監督が変われば味付けも変わる訳で、ルーカスの元味とはやはり変わる。とんこつラーメンを同じ店で変わらぬ味を食べたい人もいれば、たまには辛味噌とんこつにしたり、とんこつしょうゆにしたり、味付けを変えたい人もいるだろう。私はそっち派だ。
JJのウィットが好き。EP7と9、ライアンのEP8も含めて、私はそれぞれ素晴らしいと思う。JJは、たぶんイイ奴だ。この壮大なスペースオペラを、見事に「祭」で終わらせた。誰も傷つかない。みんなが喜ぶ。批判したい人はすれば良い。人類最高のエンターテインメントなのだから。
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