あなたの足枷になる「三つの○○○」

こんばんは、チャウだーです。これは2020年の最後のブログです!始まってから、もう3ヶ月経ちました!信じられません!あっという間に一年が終わりますね!日本の皆さん、お正月に色々と準備をすることがありますよね。忙しい時期にも読んでくれてありがとうございます。

今日は、この3ヶ月の事を振り返って私自身で考えた事を皆さんにお話ししながら、すこしずつ今回のテーマに触れていきます。 これまでブログを読んでくださった皆さんはご存知だと思いますが、私はもともと不安定でストレスを上手く発散できなかったり、過去の経験から自分の事をひどく疑って自分に自信が持てなかったりしていました。自分には足りないものがあると分かっていたけれども、それが何か分からずモヤモヤしていて、このままではどうしようもないと思い、2年ほど前から、とある人気のコーチングの先生の動画を見始めました。それと並行して今年の前半くらいまでカウンセラーとのセッションも、約2年ほど続けていました。コーチングの先生の話は最初の頃、正直に言うと、そこまで熱心に聞いてはいませんでした。まぁ、確かにちょっと自分の事を安定させることができるきっかけにはなりましたが、上手くいかない事があったり、自分の期待通りに物事が進まなかったりすると、その動画の内容が頭に入ってこないくらい落ち込んだりしていました。そのような時は、コーチング以前の問題で、むしろカウンセリングが必要でした。カウンセラーさんはとても優しい人で、私がまだ過去のトラウマに囚われているのだという事を教えてくれました。また、トラウマがあっても大丈夫、それと上手く付き合って生きていく方法は沢山あるし、実際にそれで上手くやっていっている人も沢山いる、とも教えてくれました。そのカウンセラーさんの言葉を聞いて、ハッとしました。自分は自分で大丈夫なんだ、と思って安心できました。最後のセッションの時に、「実は、私は学生時代からずっとセラピストになりたかった」と言いました。大学の時に心理学を専攻していたこともあって、人間の心がどういうものかを興味があったし、いつかそういう仕事をしてみたいと思っていました。ずっと心の中で持ち続けていた希望だったけれども、私はその夢を他人に話したことがありませんでした。なぜなら、自分自身の問題さえ解決できないのに、こんな私がどうやって他の人を助ける事が出来るのかと、自分でも自信がなかったし、恥ずかしかったし、そんなことを言ったら周りの皆から笑われるんじゃないかという怖さもありました。しかし、そのカウンセラーさんと2年セッションを続けてきて、自分の良い事も悪い事も話せるようになっていたので、最後に自分の本当にやりたい事を話しました。彼女は私の話しを聞いて、とても励ましてくれました。

それから、もう一度仕切り直して、自分自身の問題を解決するにはどうしたらいいのかを探すために、コーチングの動画を再開しました。その時、きちんと心から先生が何を伝えようとしているのか理解するように集中して観ることを心掛けて、日常生活で実践できることはどんどんやってみました。すると、驚いた事に、ふとした瞬間「自分が以前の自分とは違う」と実感できるようになったんです。この時ようやくカウンセラーさんが言っていた事が身に染みて、コーチングの先生の言葉もすんなりと入ってくるようになりました。そして、自分もその先生やカウンセラーさんのように、困っている人や悩んでいる人を助けたいと本気で考えるようになりました。

その当時、私はこのまま今の会社でただ英語の先生を続けるのは何か違うなと思っていて、一つは学生時代の友達と一緒に新しい教育関係の仕事を始めようという話、もう一つは高校生の時にお世話になった先生が日本に新しく塾を開校するのでその手伝いをしないかとの話が持ち上がっていました。大きな二つのプロジェクトに参加させてもらえる機会はもちろんとても有難かったですし、ものすごく悩みました。どちらも私にとってはとても魅力的でした、内容もさることながら、その友達も先生もとても信頼できる上に頼もしい存在で、そんな人達と協力しながら何かをできるというのが本当に心強かったのです。こんな機会はもう二度とないだろうと思っていましたし、これまで英語の講師をやってきた経験を活かせるという面では自信をもって取り組める事業だと思ってもいました。ですが、心の奥底で、やはり自分は人間の心や生き方などを考える事に一番強く惹かれていました。自分が一番情熱をもって取り組めることは何だろうと考えた時に、ポジティブマインドセットやコーチングの事をもっと多くの人に伝えたい、という答えを出すことが出来ました。

正直、これからどうやってその道に進んでいけばよいのか全く分からなかったですし、私は日本人ではないので日本の皆さんに受け入れてもらえるのかという不安もありました。(既に、日本にもとても著名なコーチングやマインドセットの先生がいますね。)前述した2つのプロジェクトも断るのは大きなリスクがありました。でも、自分がこれから本気でやりたい事をやる時に、「自分が失うものの事を考えるより、これから得られるものの事を考える」ようにしました。不安やリスクの事よりも、一人でも多くの人に私が学んだ事を伝えてもっと毎日の暮らしを豊かにする手伝いがしたい、それによって得られる満足感のほうが上回ると信じることにしました。

前置きが長くなりましたが、今週のテーマはまさにここまで私が書いたこと、そのままと言ってもいいでしょう。「変わる事がどうして難しいか」という問いについて、その理由は大きく分けて三つあります。「失う痛み」「目標に届くまでの大変さを想像してしまう痛み」「結果はどうなるか分からない痛み」です。今回の私の経験で、私が心理学に関わる仕事をしたいという気持ちがずっとあったのにも関わらず、ずっとその道に踏み出せなかったのは、今とりあえず安定した生活を送る事が出来ていて、慣れているし、それらを手放して先がどうなるか分からない新しい道に舵を切るのは、ここに書いた三つの痛みが怖かったからです。

私はこの三つの痛みについてしっかりと理解した時、今までどうして自分がやりたい事に対して一歩踏み出す事が出来なかったのかよくわかりました。そして、理由が分かれば、その痛みが怖くてもどうやって前に進むのかという戦略を立てる事が出来るようになりました。今自分が何をすればいいのかという事を理論的に考えて、それを一つずつこなしていく事が自分にできる最善の策だという事も落ち着いて見えるようになりました。

今回は私の個人的な経験をもとにお話ししましたが、これらの三つの痛みについて理解する事はとても大切な事なので、もっと身近な例を加えながら何回かに分けてお話してゆくつもりです。また、皆さんにも今までやりたいと思っていたのになかなか始められない事があったら、この三つの何かが当てはまるかどうか少し考えてみて欲しいと思います。

今年は皆さん、本当に大変な一年だったと思います。お正月もいつもとは違う過ごし方になる人も多いと思いますが、今年はそれこそ新しい生活様式に慣れるために奮闘した年だったのではないでしょうか?人類はこれまで環境に順応する事で、種を存続してきました。つまり、変化しながら生きているのです。来年、今より高く目指したらいいんチャウ?

では、よいお年をお迎えください。🎍

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