【コンフィデンス・インターワークス：7374】2024年3月期 第2四半期決算ポイント解説
株式会社コンフィデンス・インターワークスのIR担当です。
今回は、先週金曜日に発表した2024年3月期 第2四半期決算について、セグメント別にポイントを解説いたします。
決算ハイライト・売上高｜営業利益の経年推移・事業トピックについては、こちらにも掲載しております。
セグメント業績
セグメント変更について
2023年8月1日の合併により、事業ポートフォリオが多様化したため、当四半期決算からはセグメント区分を、以下の3区分へ変更いたしました。
・HRソリューション事業（人材派遣・受託）
・HRソリューション事業（人材紹介）
・メディア＆ソリューション事業
各セグメントの概要・ハイライトを解説していきます。
HRソリューション事業（人材派遣・受託）の概要・業績
当セグメントは、ゲーム会社向け人材派遣サービス、並びにゲーム会社を中心とした顧客からの受託サービスを展開しております。当セグメントは、旧コンフィデンスの事業が大部分を占めております。
売上高2,760百万円（前年同期比+10.6%）
セグメント利益728百万円（前年同期比+7.3%）
と継続して高いセグメント利益率を維持しております。
主要KPIにつきましても、派遣配属数が、前年四半期末比で73名増加し、堅調に推移しております。また、稼働率も引き続き高い水準を維持しております。
HRソリューション事業（紹介事業）の概要・業績
当セグメントは、メーカー・エネルギー・IT・ゲーム・エンタメ等の業界を中心とした顧客企業に対して、高いプロフェッショナル性を持つ求職者を紹介する職業紹介サービスを展開しております。
売上高256百万円（前年同期比+1083.5%）
セグメント利益85百万円（前年同期比+1252.9%）
と、旧インターワークスの人材紹介事業が大部分を占めているため、旧コンフィデンスのみの前年同期から大幅な増収・増益となりました。
当第2四半期における旧インターワークスの寄与は、8・9月の2ヵ月間であるものの、紹介事業が強化されたことにより、収益獲得の幅が拡大しております。
主要KPIである、成約件数及び成約単価も堅調に推移しております。
また、コンサルタント数も順調に増加していることから、第3四半期以降に、更なる売上高の拡大を見込んでおります。
メディア&ソリューション事業の概要・業績
当セグメントは、工場・製造業に特化した求人メディア「工場ワークス」をはじめ、女性向けメディアの「Lovely」や、占いメディアの「plush.」など、各種メディアを運営しております。
また、受託・その他のサービスとして、長年にわたり積み重ねたノウハウと
HRTechを活用した採用アウトソーシングコンサルティングにより、企業の採用課題の解決を支援するサービス等を展開しております。
売上高231百万円（前年同期比+754.4%）
セグメント利益53百万円（前年同期比+305.1%）
と、旧インターワークスのメディア＆ソリューション事業が大部分を占めているため、旧コンフィデンスのみの前年同期から大幅な増収・増益となりました。固定費の削減により損益分岐点を下げ、セグメント利益の安定確保を目指しております。
主力事業である工場ワークスの求人掲載数、取引顧客数は、ともに合併後は回復傾向にあります。顧客単価を維持・上昇させつつ、取引顧客数を増加させることで、売上高の拡大を図る予定です。
貸借対照表・キャッシュフロー計算書
貸借対照表につきましては、合併により、前期末比で、
現金及び預金が+16.0億円
純資産が+36.8億円
総資産が+38.7億円増加（のれん：+16.2億円）
自己資本比率は 84.2％で、
引き続き、高い財務安定性を確保しております。
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