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まちづくりのためのソーシャルワーク

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私は日本社会において、ソーシャルワークのうち、ケースワークに偏りが大きいと感じています。そこで、ミクロではなく、メゾ、マクロレベルのソーシャルワークについて、整理していきたいと考…
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#地域福祉

地域づくり支援と行政の財源の話

地域づくりをするときに、行政の懐事情をきちんと説明しなければ、住民の方がなかなか自らが参加・参画することに納得していただけないことは良くある話。

「私たち(住民)は納税してるんだから、まちの課題解決は行政の仕事だ。」と、いう現場に遭遇し、その思い込みと誤解を解くことから始まりますが、これはある意味ではチャンスだなと思っています。

なぜならば、問題提起をしてくださっていて、それをきちんと解決でき

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ネットワークではなく…

ネットワークではなく…

まちづくりの師匠の言葉にこんなものがありました。

 一方で、仕事は「何をするのか」よりも「誰とするのか」を重視するという考え方もありますが、これは仲間づくりすなわち、リクルーティングにおける考え方であり、共感の重要性を意識した言葉であることを最近、私は感じています。

 見方を変えれば、十時さんの言葉はニーズをはっきりさせ、計画を明確に立てること、すなわち、「インテーク→アセスメント→プランニン

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