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kosuketsubota
ネットワークではなく…
まちづくりの師匠の言葉にこんなものがありました。
まちづくり、地域づくりでは「ネットワーク」が大事とよく言われますが、実際は「ネットワーク」ではなく、「ワークネット」だと感じます。
つながりをつくることに終始してしまい、そもそも「何をするのか」を忘れ、いつしか「つながること」が目的化してしまうという本末転倒の事態になります。
ワークすなわち、具体的に「何をするのか」を明確化すること、目標設定とそれを共感できる仲間づくりを意識することがネットワークの本質だと思います。
一方で、仕事は「何をするのか」よりも「誰とするのか」を重視するという考え方もありますが、これは仲間づくりすなわち、リクルーティングにおける考え方であり、共感の重要性を意識した言葉であることを最近、私は感じています。
見方を変えれば、十時さんの言葉はニーズをはっきりさせ、計画を明確に立てること、すなわち、「インテーク→アセスメント→プランニング」が重要であり、ネットワーキング(他者とのつながり)はあくまで、手段(インターベンション)であり、住民参加のワークショップという介入の結果に過ぎず、問題解決の本質ではないということもできるということではないか、と思うのです。
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