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「自分らしさ」の追求〜目の前の人にとってオンリーワンの存在を目指して

FLEXY部のコンサルタントとして日々お客様に向き合い、6月度「MVP賞」を受賞した永島優樹さんにインタビューを行いました。

※MVP賞:全社で最も予算達成率の高かったコンサルタントへ贈られる賞

コンサルタントとしてだけでなくリーダーとしても大活躍されている永島さんですが、サーキュレーションにジョインされた後、様々な苦悩があったそうです。

今回は、自分らしさを強みに働かれている永島さんの過去の苦悩やコンサルタント、リーダーとしてのこだわりをお伺いしました。

プロシェアリング本部 FLEXY部 コンサルタント|永島 優樹(ながしま ゆうき)
日本大学卒業後、新卒にて地銀系リース会社へ入社。業種問わず、営業職として中小企業を中心としたお客様に対し、金融サービスを提供。その後2019年11月にサーキュレーションに転職。2022年8月よりリーダーを務める。



1.サーキュレーションとの出会い  


ーー6月度MVPおめでとうございます!

永島さん:
ありがとうございます!

ーー永島さんは2019年に転職されてサーキュレーションに入社されたと聞いたのですが、前職ではどのような仕事をされていたんですか?

永島さん:
新卒でリース業界に就職し、製造業や物流、飲食業などのサービス業まで幅広い業種の企業様をお客様として、約7年間金融サービスを提供をしていました。横浜スタジアムに広告を出しているような地域の有力企業様も多く担当をしておりました。

ーーリース業界に入社されたんですね!
 なぜ新卒でリース業界の企業に入社を決められたのですか?

永島さん:
大学時代は部活動中心の生活だったので、就職活動をしていく中で自分が世間知らずであったことを感じていました。
そこで1社目は幅広い知識を学べる環境で働きたいと考えていました。その中で、リースは顧客だけでなく、仕入れ先となる企業の業界も幅広く、また金融知識が身に付くことは当たり前ですが、経営者の方々との接点が多く、学びの多い環境に魅力を感じて、入社を決めました。

ーーそこからサーキュレーションに入社されたと思うのですが、転職のきっかけはどのようなものだったんですか?

永島さん:
前職ではさまざまなお客様にお会いし、常に新しい知識を学ぶことができたので、仕事に不満があったわけではなく、とても楽しかったです。
ただ、レガシーな体質なところもあり、自分が挑戦できることの幅が制限されてしまっていると感じる部分もありました。
だからこそ、もっとできることを増やしたい、成長したいと思い、転職を考え始めました。

ーーそうだったんですね…!

永島さん:
はい。あとは学生時代の同級生の影響もありました。
大学ではアメリカンフットボール部に所属しており、日本一を目指して毎日練習に打ち込んでいました。
しかし、社会人としての生活に慣れ始めてからは何かを目指し熱狂して取り組むことがなく、大学時代が人生のピークであったと勝手に決めつけてしまっていました。

その中で、大学の同級生との集まりがあり、友人が熱を持って将来へのビジョンや挑戦したいことを話している姿を見て、「人生のピークは常に今であるべき」という考えを持つようになりました。

そこから「日本一を目指す」文化があるような環境に身を置きたいと考え、転職を考えるようになりました。

ーーそんな経験があったのですね!サーキュレーションに入社を決めた理由をお伺いしたいです!

永島さん:
理由は2つあります。
1つ目は、サーキュレーションの目指す世界である、1人が複数社で働くなどの「新しい働く価値観」に感銘を受けたからです。
古き良き1社終身雇用の働き方が当たり前だと思っていた自分にとって、とても新鮮でした。

2つ目は、ジョニーさん(※)との面接で、「FLEXYは日本一を目指す」と聞いたからです。
FLEXYは、エンジニアを始めとするIT職種の方々の労働環境をより良くしていくことを目指して、IT業界に定着している多重下請け構造と一線を画して、事業会社へのご支援を行っています。
この目的を果たすためにも業界No.1になることを目標としており、その旗に共感したメンバーが働いているという話を聞き、自分が求めていた環境はここだと感じて、入社を決めました。

※ジョニーさん:常務執行役員の柳田 直人のことで、ジョニー・デップに似ていることから“ジョニーさん”と呼ばれている

2.自分ならではの価値提供


ーー実際サーキュレーションに入社されていかがでしたか?

永島さん:
最初は、全くと言っていいほど成果が出ませんでした。
入社から4ヶ月経ってやっと初めてご契約いただくことができ、ここから乗っていけるかなという時にコロナによる緊急事態宣言で企業の様々な活動がストップになってしまったんですよね。

ーーそれは大変ですね…。コロナ禍ではどのような活動をされていたのですか?

永島さん:
変わらず新規営業をしていました。
お客様も基本的に出社されていないのでアポイントを獲得することすら難しかったことを覚えています。なんとかオンラインでお話しする機会をいただくことができても、「今はちょっと出費を抑えてるんです」という企業様が多く、コロナ禍での営業にはずっと悩んでいました。

ーー永島さんにもそんな時期があったんですね!
成果が出ないスランプを乗り越えた転機は何かあったんですか?

永島さん:
ジョニーさんと2人で飲みに行ったことです。

成果が出ていない時期だったので、喝を入れられるのかなと思っていたのですが、
急に「最近ちゃんとトレーニングできてるの?」って聞かれたんですよね。

ーートレーニングですか?

永島さん:
はい(笑)学生時代から筋トレが好きで、今でもジムに通っているんですけど、その時期は成果を出さなければという考えが先行してしまい、自分の好きなことに時間を使えていませんでした。まさかそんなことを聞かれるとは思っていなかったので、少しびっくりした記憶があります。

ーーそれはびっくりしますね(笑)

永島さん:
そうですね(笑)
ジョニーさんが本当に伝えたい内容だったのかはわからないのですが、これを聞かれた時に「自分らしさを潰して仕事をするな」ということを伝えたかったのかなと思っています。

当時、自分の好きなことを我慢していたのと同様に、とりあえず周りがやっているからという理由で、型にハマった営業をしてしまっていました。せっかくベンチャー企業にきたのに汎用型になってしまっているみたいな(笑)
しかし、ジョニーさんからの言葉で「自分らしさ」を殺してしまっていることに気が付き、自分にしか出来ない価値提供とはなんだろうと考え始め、徐々に成果を出すことができるようになりました。

ーー自分らしさによって成果を出せるようになったと思うのですが、そんな永島さんの思う自分の強みってなんですか?

永島さん:
強み…難しいですね。
強いて言えば、周りからは「よしなに力」と言われます。

前職で、企業の活動、その裏にある決算の推移を数多く見てきたので、「このタイミングでこういった支援が必要なのではないか」と仮説を立てる感度は高いと思います。
なので、業種トレンドやフェーズ、経営状況などの背景、またその中でのカウンターパートの方の役割を理解した上で、適切なご提案ができるようになっているのだと思います。

こういった点から「よしなに力」があると言っていただく機会が多いのかなと思っています。

ーー今回の受賞も、その強みがあってこその結果なのですね。

永島さん:
そうですね。今までのお客様との関係性の積み重ねのおかげかなと思っています。

ーー今までのご支援で永島さんにとって思い入れのあるご支援に関してお伺いしてもよろしいでしょうか?

永島さん:
1番思い入れがあるのは何年もお付き合いいただいているITベンチャー企業へのご支援ですね。

ーーご支援で印象に残っていることはありますか?

永島さん:
最初は、他社利用もご検討されていると仰っていたので、自分にできる最大限の努力をしようと思い、ただプロ人材を紹介するのではなく、お客様のご状況やカウンターパートとなる方のお人柄を理解し、それを踏まえた上で、費用を最小限に抑えてご要望にお応えできる方をご提案しました。

結果として最大7名の同時稼働までお取引を拡大いただいて、代表からも「社内状況を考えて、他社にはない提案をしてくれるからすごく助かるし、信頼している」と仰っていただけました。自分の中では特別に注力をしたわけではない当たり前だと思っていた行動を褒めていただけて、とても嬉しかったです。今では、「永島さんがそう言うなら」と言ってくださるくらい信頼していただいて、ある意味外部人事のような距離感でご支援させていただいています。

ーーそこまで任せていただけるのはすごいですね!

実際の支援事例を知りたい方はこちらの記事も併せて読んでみてください。


3.「自分らしさ」を尊重したメンバーとの向き合い


ーー今、5名のメンバーのマネジメントをされているとのことですが、メンバーと向き合う際に永島さんが意識されている点などがあれば教えてください。

永島さん:
成果を出すことをただ押し付けるのではなく、メンバーのなりたい姿を聞いた上で、その実現のためにどんなことをやっていくべきか一緒に考え、メンバーが挑戦してみたいことに対して、背中を押す存在であることを意識しています。

また、メンバーが1人でも挑戦できそうな内容であれば、一旦フォローは行わず、1人で挑戦させ、実行までメンバー1人で行うことが難しそうだなという内容には、一緒に手を動かして挑戦するなど、そのメンバーの状況に合わせ、適切なフォローをするよう心がけています。

ーーメンバーの想いを大切にしているんですね!具体的にどんなマネジメントをされたんですか?

永島さん:
例えば、FLEXYはまだ首都圏の企業向けのご支援が中心になっているのですが、九州出身で地元のIT化に貢献したいと考えるメンバーには、社内調整し、九州の企業様へのご提案ができる環境を一緒に創りました。

ーーここで、実際に永島さんのマネジメントを受けていた大橋さんにも話を聞いてみたいと思います。

右に映っている方が大橋さん


ーー実際永島さんと同じチームだった際、どんなお話をされましたか?

大橋さん:
業務はもちろん、プライベートのことまでさまざまなテーマについて話しました。
その中でも、自分の「やりたいこと」 「なりたい姿」にかなり寄り添っていただけたなと思っています。初めての1on1では「おまみ(大橋)のWhy/Will/Give(※)教えてよ」と私の過去から、その先のなりたい姿まで親身になって聞いてくださり、まだ固まってなかった「サーキュレーションで挑戦したいこと」を言語化するきっかけになりました。

(※)Why/Will/Give:サーキュレーションで大事にされている仕事への考え方のフレームワーク。「Why:なぜサーキュレーションなのか」「Will:仕事を通じて何を成したいのか」「Give:自分が社会や周りへ何を与えるのか」

ーーそうだったんですね!そこから実際に取り組まれたことなどはあったんですか?

大橋さん:
それまでは、企業向けのコンサルティングだけを業務として考えていたのですが、永島さんと話す中で、「プロ人材のキャリアについてもっと知りたいから、プロ人材と関わる機会を増やしたい」とぽろっと話したところ、「やりなよ」と背中を押してくださり、実際、月1回程度プロ人材へのインタビューに携わらせていただけるようになりました。

ーー実際にプロ人材と深く関わることで変わったことなどはありましたか?

大橋さん:
以前よりもプロ人材のご希望にあったプロジェクトをご紹介できるようになっているかなと思います。
それまでは、稼働時間や報酬金額など分かりやすい条件ばかりに目が行ってしまって、条件は合っているのになぜかお断りされるということが多かったんです。
それがインタビューを通じて、プロ人材の方々は顕在化されている条件以外にも働く上で大事にしたい価値観や、環境などがあることを知り、その部分もご条件としてお伺いした上でご依頼をご紹介するようになってから、前向きなご意向をいただくことが増えました。
また、プロ人材の方の働くことに対する想いを知ったからこそ、より多くの活躍の機会の提供をしたいと、より一層頑張ろうと思えるようになりました。

ありがとうございました!永島さんがマネジメントを通して、自分だけではなく、周りのメンバーにも自分らしさを追求されているんだなと知ることができました!

4.今後の挑戦


ーーリーダーまで経験されている永島さんが今後挑戦したいことはありますか?

永島さん:
そうですね。構想段階のものも含めると挑戦したいことは複数ありますが、1番は、自分の前職の経験・知見を活かしながら、引き続きFLEXYを通してITによる課題解決を1件でも多く創出していきたいですね。

前職で業界問わず企業の実情を目の当たりにしたからこそ、自分の経験を活用した非IT企業への貢献余地がまだまだたくさんあると思っています。
そして、これを実現した先には、プロ人材に負けないような価値を発揮できる人材になれるのではないかと思っています。まだまだ自分は未熟者だなと思っているので、その境地に達するためにも日々精進していきたいですね。

ーープロ人材に負けないような人材になるという考え素敵ですね…!
それでは最後に、読んでくださった方に向けて一言お願いします!

永島さん:
前職の金融という今とはかなりかけ離れた環境から、サーキュレーションに入社して、IT分野のコンサルティング、メンバーのマネジメント、エンジニアの方の交流を目的にしたコミュニティ運営、社内のブランディング施策など幅広く携わらせていただきました。
新しい環境に踏み出すことは、不安もあるし、大変なことも当然多くあります。ただそこを乗り越えた時に、自分の新たな可能性を広げることができると思うので、今挑戦すること、変化することに踏みとどまっている人はぜひ一歩踏み出していただけたらと思います。

サーキュレーションにはそんな挑戦や変化ができる環境が整っているので、今後もそういう方と一緒に働けたら嬉しいですね。

ーー今回はお話を聞かせていただきありがとうございました!

この記事を読んでくださった皆さん、サーキュレーションに少しでも興味を持っていただけたら、ぜひこちらもチェックしてみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました!
執筆者:小西 瑶乃
編集協力:永島 優樹、大橋 真実


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