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ジャーナリズムだから。芸術だから。エッセイだから。


怒涛の1週間が終わり、抜け殻のようになっている。

オンラインイベント2本、密を避けた長時間のサイン会、取材に次ぐ取材、あたらしい書籍の相談、記事の炎上、その他おびただしい量の非日常業務を掻き分けつつ、やっと呼吸を取り戻したような月曜日。耳馴染みしてしまった緊急事態宣言に中指を立てるような、うららかな春である。


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2,348字

新刊『小さな声の向こうに』を文藝春秋から4月9日に上梓します。noteには載せていない書き下ろしも沢山ありますので、ご興味があれば読んでいただけると、とても嬉しいです。