文章を書く行為を習慣化するためにはどうすればいい?-2 4W1Hに分解して考える
引き続き書くという行為を習慣化する方法について書いていく。前回の記事でも書いた通り、習慣化のためのポイントは四つの要素からなる。
(1)決まった場所 (2)時間 (3)細かい活動 について (4)活動の目的 に見合った活動の質と量を設定することである。
これは前回書いた内容からの引用なのだが、改めて見返してみるとちょっとわかりにくいので、再度習慣化のポイントを整理してみると要するに
「4W1Hを埋めよ」ということになる。言い換えれば
なんのために、何がしたくて文章を書くのか(Why)、
どんなトピックを書くのか(What)、
どこで書くのか(Where)、
いつ書くのか(When)、
どのような手順でどんなテンプレートに従って書くのか(How)
を順々に明らかにしていくということになる (Whoは自明なので省略)。
なんのために書くのか=Why
細かな習慣化のための要素を検討する前に、まずは「なんのために書くのか」をはっきりさせておく必要がある。ずばり自分がnoteを書くのは、二つの理由による。
自分が日常で考えたこと、感じたことを文章化することによって自分の思考を整理するため。
自分が日常で考えたことを他者と共有し、各人が自らの思考を発展させる際の材料としてもらうこと。
自分が文章を書きたいのは一義的には一つ目の目的のためだが、オーディエンスがいるのといないのとでは文章に対する緊張感や継続に対する義務感の強さが大きく皮てくるので、第二の目的を除外したとしてもやはり人目に触れる形で文章を公開していくことは意味があると思う。
どんなトピックを書くのか=What
目的は自分が日々の生活の中で考えたことや感じたことを書くことなのだから、そういう自分の内的な思考体験をトピックとして扱うのが自然。そうした内的な思考体験が引き起こされるのは
読書
映画
コラム記事
家族・友人との会話
日常のふとした出来事(喫茶店で盗み聞きしたお婆さんの世間話とか)
である。だからこうした体験から自分が得た内的思考体験をトピックとして扱っていく。
場所=Where
最寄りのスタバ
きちんとした文書を書き上げる場所としては喫茶店が最適だろう、少なくとも自分にとっては。思い返してみれば自分は学生時代から家でまともに勉強をしたことはない。家で集中して何かをするというのが死ぬほど苦手だから、一回500円くらいはかかるけど、思い切って喫茶店に行って書く方が集中できるし、成果も上がるはずだ。どうしても金がもったいなく感じたら別の場所(ただし自宅以外!)を考える。
注意点はここでいう「場所」というのがあくまでもちゃんと文章を書き上げる場所、という意味だということ。当然思考自体は文章に先行して自分の頭の中に場所を問わずに立ち上がるものだし、それを簡易的に記録する行為も場所を問わない。ただしこの辺りは少し毛色の違う「材料集め」という行為に相当するので、別の記事でまとめてみたい。
時間=When
火曜日の18:15-19:00、金曜日の18:15-19:00。基本的に仕事自体は18時には終わるので(少なくともコアの時間はそこまでで終わり)、時間設定としては無理がない。仕事の関係上難しいが、極力曜日まで固定して書いていく。
月・水・木・土のこの時間帯は筋トレをするので、イメージとしては平日の筋トレをしない日は仕事帰りにジムの代わりに喫茶店に行くというイメージ。
というわけで次回は残りの1H、すなわちHowとその他4W1Hには収まらないが習慣化にとって重要な要素を列挙して習慣化への戦略をまとめ上げていきたい。
参考文献
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