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エコバッグにおすすめの風呂敷 10年以上風呂敷を愛用する私がオススメの、オンラインで買える京都ブランド

レジ袋が有料化してはや1ヶ月。

大手コンビニ3社(ファミマ、セブン、ローソン)では、いずれもレジ袋辞退率が70%を超えたとニュースになっていた。ファミリーマートだけでも、このペースで行くと、年間で約9,000トンの石油系プラスチックの削減効果が見込まれるとのこと。(PRTIMES 2020年8月3日更新記事参照)

有料化する直前まで、いろいろ懸念はあったけれど、始まってしまうと変わった環境・社会を楽しむためにたくさんの工夫も生まれていて、上記の結果予測と合わせて、良いニュースなのではないかと思う。

さて、そのたくさんの工夫の中で、風呂敷が注目さているという話を聞いた。

何を隠そうワタクシ、齢19のころから日常生活の中で風呂敷と手ぬぐいを愛用しているのです。

10年前、学生時分は、風呂敷・手ぬぐいを使っていると
「風呂敷www 手ぬぐいwww」
「おいくつですかwww おばあちゃんwww」
「風呂敷使うなら、着物も着ないとねwww」
と露骨に笑ってくる人も居て、若かった私は腹を立てていたものですが、これは、ついに、時代が追い付いた! と言っていいのではないでしょうか(笑)

冗談はこのくらいにして。声を大にして言いたいことはひとつだけ。

風呂敷、超便利だから。

風呂敷がいかに便利か、まずはそのお話。

先に書いた通り、エコバックとしての使い方をすることに注目が集まっている。

・四角いだけのシンプルさで、どんな形も自由自在に包むことが出来る。
・伝統的に、綿素材のものが多く、家庭での洗濯も簡単で清潔。
・デザインが豊富で、個性豊か。ファッションアイテムとしても使える。

という3点が、おもに世間で言われている風呂敷の便利ポイントだろう。しかし、愛用者としてはもっと、便利ポイントがある。

・小さくたためてコンパクト。1M四方の風呂敷が、折り畳み傘より小さくなる。
・結んで包むだけじゃない。広げたままでレジャーシート、テーブルクロスに。寒いときは畳んで巻いてストール代わりに。
・四角い布なら、何でも風呂敷! サイズも素材も自由に作れちゃう。個人的には30~45㎝四方と、90~110㎝四方の2枚を持っていれば万事OK

最後のポイントは、手作りが好きな人へ。風呂敷には、これといった決まりはないので、手芸店で好きな柄の布を買って作ってしまえばいいのだ。

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こちらが、1M四方の風呂敷をたたんだ様子。ここまでコンパクト。

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写真に写っているのは、45cm角の風呂敷で包んだ大判の単行本と、90cm角の風呂敷で包んだ1Lの瓶ジュース2本。

45㎝角あれば、毎日のお弁当・コンビニでのお買い物くらいは包める。
90㎝角あれば、日常的なスーパーでのお買い物に使える。


さて、以上で簡単な風呂敷の便利ポイントのお知らせはおしまい。

以下、私も愛用している、オンラインで風呂敷が買える京都ブランドのお店3店を、その店の風呂敷の特徴とともにお知らせしたい。

①永楽屋

元和元年、1615年創業という大変に長い歴史があるお店。

キリっとした、シャープなデザインが豊富。現代アート作家とのコラボデザインがある一方で、永楽屋さんがその歴史のなかで作ってきた伝統出来な和風のデザインも復刻している。復刻デザインの中には、くすっと笑える、ユーモラスなものもあり、ちょっとマニアックに攻めたい人におすすめ。

綿100%の風呂敷の生地は、少し厚め。使い始めは少し、ごわごわとした硬い印象を受ける。

しかし、使い馴染んでくると、生地そのものは柔らかくなるのに、重い物を入れても生地が伸び難くて、安心。

②むす美

はんなり、という言葉がよく似合うデザインが豊富。

ミナ・ペルホネン や katakata といった、人気デザイナーとのコラボ風呂敷がとにかくかわいい。

また、竹久夢二の花模様のデザイン風呂敷もあるので、大正ロマンちっくなデザインが好きな人は、ぜひ一度覗いてほしい。

私の一押しは、アクアドロップという撥水加工が施されたポリエステル生地のもの。最近、生地がリニューアルされたそう。(私は旧生地の物を使っているけれど、それでも十分!)

綿の風呂敷だと、水気のあるものを包むのに抵抗がある人も、撥水加工のポリエステル生地なら安心して包める。もちろん、洗濯も出来る。

小さなお子さんをつれて、公園や芝生で遊ぶという親御さんには、レジャーシート代わりにおすすめしたい。

本当のレジャーシートより薄くて軽いのに、「水を運べる」というほどの撥水力だから、多少地面が濡れていても、お尻に浸みてくることはない。

遊んでいるうちに、汗を拭いたタオルとか、水でぬれたお子さんの着替えとかが出たら、帰りはアクアドロップの風呂敷で包んで帰ればいい。

ちなみに、本や書類をカバンで持ち運ぶことが多い私は、カバンの中で開くアドロップに本や書類を包んで雨よけに包んでいることが多い。ペットボトルやタンブラーと一緒に入れても、汚れ防止になるのでバックインバックてきにつかうこともおすすめだ。

③SOU・SOU

オリジナルデザインの可愛さが抜群。

風呂敷や手ぬぐいの他にも、地下足袋、衣類、カバン、財布、文房具と、ファッションを中心にあらゆる生活雑貨を手掛けているので、全身SOU・SOUで生活することが可能。

子供服がめちゃくちゃかわいい。

SOU・SOUの風呂敷は106㎝と少し大きめ。

大きな風呂敷はちょっと使いにくいけど、SOU・SOUデザインのエコバッグがほしいな、という人には小巾折(こはばおり)という、すでに袋の形になった商品もあるので、こちらもおすすめ。


これを機に風呂敷がもっと日常的なものになればいいなぁ、と思う。

紹介した3ブランドはいずれも、京都市の四条通に近いところに店舗がある。どのお店も、所狭しと並べられた風呂敷や手ぬぐいをはじめとした商品が魅力的だし、お店の内装の雰囲気もとてもおしゃれ。

もう十分持っているんだけれど、また遊びに行きたいなと思う。






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