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VACILANDO

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2022年4月に始まった海外在住noteクリエイターの共同マガジンです。 海外の生活や仕事に興味がある方、今世界のあちこちで何が起こっているか気になる方、海外に出て見たい方にお…
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2022年9月の記事一覧

ドイツの小学校や保育園で、日本人の〇〇意識の高さを実感。

皆さんこんにちは、ベルリンのひと、イドアモンです。 早いものでこの夏、上の子が小学2年生になりました。 ドイツの小学校は、夏休み明けに新学期が始まります。 息子の学校の入学式では、2年生が新入生に歌を歌ったり、詩を披露したりするので、うちの子も担当になった詩の部分を暗記していました。式から帰ってくると、「楽しかった!何回でもやりたい!」とニコニコ顔で報告してくれました。 子供がドイツの小学校に入って、驚いたことが幾つかありましたが、私の中でのナンバーワンは、小学校にお菓子

カナダの小学校で驚いたこと。②

前回は、OECDの2018年学習到達度の読解力調査で2位のカナダの公立小学校について、驚いたことについて書きましたが、今回は、教えてくれる“先生方“について驚いたことを書いていきたいと思います。 1.先生のストライキで学校が何日も休みになる先生たちの組合がとても強いため、その待遇改善・賃金交渉をめぐり時の政府と組合幹部とが交渉をします。交渉がうまくいかないと、先生達はストライキをします。 コロナ前には、断続的に1ヵ月ほど続くストライキあり。当然、学校はお休み。学習カリキュラ

アメリカ🇺🇸で肉まんが食べたくなったら

海外に住んでいると、なにかと不便に感じることがあるものだ。 とりあえず、あるもので何とかするしかない。それを工夫するのが楽しい。ライムスターが言うところのK.U.F.U.だ。 例えば、肉まんが食べたくなったとする。 アメリカのコンビニには肉まんは売ってない。替わりに保温ケースに並べられてるのは、タキトスとエンパナーダだ。肉まんは、車で30分かけて、ディムサムの店まで行かないと手に入らない。 そんな時わたしは、外出帰りにウォルマートに寄って、ピザ用の冷蔵ドーを1ドルで買っ

エリザベス女王を失ったイギリス

去る9月8日にエリザベス女王が永眠されました。享年96歳でした。英国君主としての在位期間は、25歳から96歳の70年間で、イギリス連邦王国の君主として史上最長であったエリザベス女王。イギリスでは絶大な人気を誇り、イギリス人の中には、エリザベス女王のいない英国は考えられないというような、ショックを受けている人も大勢いいます。年齢的にいつ亡くなられても当たり前といえば当たり前だったのですが、英国君主として70年以上も在位されていたので、国民のほとんどは、エリザベス女王以外の治世を

南フランスのランチ事情 外食編

こんにちは、南仏在住会計士のそうです。 会社生活で一番大事なことはなんでしょう。 それは「ランチ」です。 午前中は「ランチに何食べようかな?」と仕事をがんばり、午後は「ランチ美味しかったなぁ」と余韻に浸りつつエンジンをかけなおして仕事に戻ります。 美食の国フランスでは、ランチの時間も大切にしてそう。 というわけで、フランスオフィスライフのランチ事情を覗いてみましょう。 うちのオフィスには食堂がないので、ランチは外に食べに行くか、買って食べるか、持ってくるかの3択。 まずは

葬式からみる死生観

最近、『人はどう死ぬのか』を読みました。 人の死、そして自分の死について考えさせる素晴らしい本です。 死に関する考え方も、国によって違いますね。この本でも語られていましたが、死とは必ず全員に訪れる1度きりのイベントなので、自分の希望通りにはいかなくてもそれなりに納得のできる死を体験できればいいなと思います。 そのためには生きている間のコミュニケーションが鍵。 しかし死について、表立って話すのはなんと無く憚られる日本。 今日はそんな死生観の違いを感じさせる、アイルランドの

【シャンパーニュ】収穫②手摘み。

「シャンパーニュ」が「シャンパーニュ」であるために、シャンパーニュの委員会で決められた決まり事がたくさんあります。 ぶどう栽培としては不利な寒冷地で、世界中で愛され望まれる最高級の名にふさわしい「シャンパーニュ」という特別な飲み物を造るために、その名称のイメージを守る為に、厳格に設けられている決まりです。 収獲はすべて手摘みというのもその一つ。 機械で収穫し果皮が傷ついてしまうとその色が果汁についてしまうので、1房ずつ手と鋏で摘まれます。 シャンパーニュのブドウ畑は全部

人生のどん底より、社会の底辺の方が、ヤバいと感じた in ドイツ

皆さんこんにちは、ベルリンのひと、イドアモンです。 今日は、私が人生を変えたいと思ったあの瞬間を、振り返ろうと思います。 約2年前、私は人生のどん底にいました。10年ほど一緒だったパートナーと別れ、二人の子供を連れて引っ越しました。 その頃の私の口癖は

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カナダの小学校で驚いたこと。

日本では、子供達の読解力が落ちたという話を聞きます。 確かに、OECDの2018年学習到達度調査(Pisa)の読解力部門で、日本は11位。 一方、カナダは2位(詳細はこちら)。そんな教育熱心な国、カナダの小学校に、子供たちを通わせること3年。その中で驚いたこと、思ったことを書いていきたいと思います。 とはいえ、このPISAテスト ・対象年齢は15歳。この記事は、その前の小学校の話。 ・“2018年のPISAテストの読解力“は“日本の読解力“とは定義が違うらしい。(下記記事を

Kindle化します【アメリカで3ヶ月でネイリスト】

アメリカのネイルスクール体験記、卒業まで書いて一区切りついたので、Kindle化します! 初めてのKindle作り、わからないことだらけだけど一歩ずつ進んでいる。 ただ今、追加情報の原稿を書いたり、協力してくださる方に校正をお願いしたりしているところ。 そもそもnoteを始めた目的は、文章を書くことに対する苦手意識をすこしでも軽くするためだった。 なのでKindleが出せれば、大進歩だ! 実際に連載で書き始めてみて、とにかく数をこなして慣れればマシになっていくというこ

イギリスからこんにちは。

 初めまして、りったんです。イギリスに移り住んで、かれこれ20年になります。学生時代に留学(遊学?)していた年月も合わせたら24年、時が経つのは本当に早いです。このマガジンに参加して初めての投稿なので、私がイギリスに住むことになった経緯について、少しお話ししたいと思います。最初にイギリスに来たのは、大学3年生を終えた時。大学を1年休学して、語学留学をしました。イギリスを選んだのは、「アメリカだったらアメリカ国内しか行けないけれど、イギリスだったらヨーロッパの色々な国に行けるよ

南フランスのオフィスから、はじめまして

はじめまして。 南フランスにある日系企業で駐在員として働くアラフォー男子のそうです。私の働くオフィスでは600人くらいの従業員が働いていますが、日本人は私を含めてたった3人。 全体の0.5%という超マイノリティとして、肩身の狭い思いもたまにしながら働いてます。 そんな環境で働きだして6年がたちましたが、文化や習慣の違いから、フランス人とのやりとりではいまだに驚くことがたくさんあります。 同僚と話していて感じた、日本人とは異なるフランス人の働き方、生き方、考え方などを書いてい