チカコ伝 第２章：20代、はじめて趣味ができるの巻

人生初のひとり旅に飛び立とうとドキドキしているそのとき、
ドラマでしか聞いたことのない言葉が飛び込んできたのだ。

「お客様の中にお医者様はいらっしゃいますか？」

それがわたしの人生を変えることになろうとは、
そのときはまだ、知らなかったー

チカコ伝 第2章 第7話〜具合悪いときは飛行機乗っちゃだめよ絶対当たり前だけどさぁ〜より抜粋

はい、ということで第２章いきます！

第１章（ここから読んでね）で書いたとおり
わたしは学生時代まで、極端に自己表現ができなかった。

チャレンジ精神も皆無だったので
確実に受かる高校に入り、
家から自転車圏内の国立大学に進学。

母が「なにか資格をとらないと生きていけない」
と言われ続けてきたので、なんとなく教員免許をとり

とってはみたものの、学校の先生って大変そうだよな～
って思って、大学卒業後は学習塾に就職。

そんな、周囲に言われるがままの
ベルトコンベア人生を変える最初のきっかけは、

趣味ができたことでした。

大学生時代。いつも奇妙な髪型をしているのは、
内に秘めた反骨精神の現れだろうかー（謎＆恥）

その趣味とは、アクセサリー作り。
ふと立ち寄ったお店でアクセサリーキットを買ってみたことがきっかけで、ドハマりしたのです。

休みが月１〜２回という割と激務な塾講師の合間をぬって、寝る間も惜しんでアクセサリーを作りまくる日々。

流れで就職した塾講師の仕事にもめっちゃやりがいを感じていて、無気力だった学生時代とはうって変わって、仕事にも趣味にも打ち込む日々でした。

そうしてだんだん生きる喜びを取り戻してきた私は、
人生ではじめての一人旅に行くことなります。

行き先は「竹富島」✨

同時期に何人かから竹富島をすすめられて、
行ったらなにかあるのかも、、！
という直感で行くことにしたの。

塾講師時代。めっちゃがんばって働いてた！
髪型が普通になってよかったw

はじめての一人旅、当日。

新潟から飛行機に乗って、
沖縄空港で乗り換えて石垣島、
そこからフェリーで竹富島へ。

宿もとってあるし準備万端！

これから始まる冒険にワクワクして、
無事に飛行機に乗り込み、飛び立つのを待っていたー

そのときに起こったのが、
冒頭の話。

離陸直前に
急病人が出たのである😱

結果、飛行機は２時間遅れ
竹富島へのフェリー最終便に
間に合わなくなってしまった😱

（あのねこれは余談だけども、離陸直前に降りるってなると、大変なのよ！その人を降ろすだけじゃなく、預けた荷物も探し出して降ろして、滑走路走った分の燃料を補給してると２時間くらいかかるの！ちなみにこの後もう１回この出来事に遭遇したときあったわよ！！飛行機を直前で降りるってバスと全然違うからね！思ってる20倍大変だから、具合悪いときは飛行機乗っちゃダメよぜったい！）

竹富島で撮った写真。また行きたいなぁ✨
そしてこの頃から写真が好きだったんだな。

急遽石垣島で泊まることになり、
はじめての旅なのに～～と
泣きベソをかきながらホテルを見つけ、

もういいや！飲もう！と居酒屋に入って
いつもは飲まないお酒を飲んでたら、
隣にすわった１人旅の女性と仲良くなった。

話をしていたら、、その方は
バッグやポーチを手作りして販売している作家さんだったの！

その頃まだ一般的じゃかった「ブログ」なるものを書いたり、
ネットショップを作ったり、ハンドメイドイベントに出店していたり…
いろんな話を聞いて

そんな世界があるのか～！！！！

ええ？
私にもできるのかな？？
でも、やってみたい♡♡♡

と好奇心がウズウズして
そこから、アクセサリー作家の
世界に飛び込むことになりました✈️

この頃から、決めたら
一直線に突っ走る性格は変わらない💨💨💨

その年に塾講師をやめ、
デザインの学校に通って学んで
どうにかWebショップを作り、
ブログを始めて、
アクセサリーを売り始めたんです。

25歳のときかな。

今みたいに、メルカリとかCreemaとか
簡単に売れるツールがなかったから

ホームページをイチから作って、
作家さんの掲示板にアップしたり、
ブログで交流してファンを増やしたり

東京で開催されるハンドメイドイベントに
新潟からせっせと出店したり、
雑貨屋さんに交渉しておいてもらったり。

以前の無気力な
わたしはどこ行ったー❗️

てくらい、いろいろチャレンジして

なんだかんだで、
ショップにアップしたらほとんど完売する
くらいの人気になりました✨✨

ビーズ雑誌に載せてもらったこともあったよ！✨

ただ、売上よりも材料費の方が多かったので
ほとんど利益にはならなかったな～

なので、途中から
会社員しながらやってました。

が！！！

その会社の社長がものすごいパワハラで、
辛抱できずやめることになり

そのタイミングで一大決心。

大好きな趣味、
アクセサリー作り＋カフェを合体させて・・

雑貨カフェを開いてみたい！

どうやったらお店開けるのか、
勉強したりいろんなお店見てみよう！
よし！東京行ってみよ～～！！！！

と、28歳にして人生ではじめて
実家を離れて東京に住むことにしたのです。

その話はまた次回に♪

＞＞第３章：ベタな夢を追いかけ上京するの巻

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