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心のカメラで世界を撮る
〈ほら、テキストの更新日よ〉
うぐぅ……他のことに頭使いたくない……!
今日はぁ、これをつぶやいたときに読んでた漫画の、同じ作者さんの違う作品を読んだからぁ、その妄想と考察に頭を使いたいの~の~。
〈じゃあ今日のテキストはおやすみする?〉
………それもヤダ。
うーん、うーん……。
じゃあ、こんな、癖が強い、僕の頭について話そう。
それで共感の嵐を巻き起こそう。
〈……癖が強いのに?共感されるのかな…〉
シャル
主人公
〈ロミルダ〉
妖精
僕は、ひどく、興味関心がないことに頭を使えない。
癖が強いよねぇ…!
〈……もしかして、今日のお話はこれでおしまい?〉
正直おしまいにして本を読みたいんだけど、もうちょっと。
この性質を何かに例えてみよう。
おそらく、【フレーム】って言葉が一番しっくり来る。
〈フレーム?枠とか、そういう意味?〉
そうだね。
より具体的なイメージを挙げるなら、カメラのフレーム。
自分が見たいものに心のカメラを向けて、そのフレームに収まっているだけ、世界を切り取る。
〈で、そのフレームの外側のことに頭を使うのが苦手だ、と〉
そうそう。
〈その例えで言うなら、カメラをその方向に向ければ良いんじゃないの?〉
そしたら、もともとフレーム・インしていたものが外れる。
それが耐えられない。
〈じゃあ……倍率を落として広い画角にするとか〉
僕の意識は単焦点。そんな器用なレンズは持ち合わせていませ~ん。
〈……なんか、わかりやすさのための例えなのに、どんどん難解になってない???〉
たしかに。
とにかく、言いたいのは、僕は、僕が好きな世界を見ていたい。
フレームの外側まで意識を飛ばすのが苦手でも、仕方がない。
できる限りのことはして、無理をしない!
心のカメラで好きな世界の写真を撮ろう!
〈あー……今日のシャル、かなりハイになっちゃってる……〉
自覚あるよ!
〈ならいいのかな…?〉
喜べるときに喜んでってロミィが言ったんだよ?
〈……たしかに。ならいっか!〉
そうそう!
それに、ちょっと真面目な話。
このフレームがもしなかったら。
心のカメラを通さずに世界を見ていたら。
どこを見ればいいのかわからず、逆に何も見えなくなりそう。
あるいは、情報の多さに息苦しくなる気もする。
僕にも、覚えがある。
すごく、こわいこと。
だから、「好きなものを見る!」ってのは、わがままだって一蹴されることじゃなくて。
「好きなもの」があるという、素晴らしいことなんだ。
そうして切り取られた世界の写真は、その人の個性が写ってる。
その個性を大切にしたいんだ。
今回はこのぐらいで。
〈元気そうで何よりよ〉
お、物分りがいい!
〈そりゃあ、私が言ったんだもの。一喜十憂なんだから、もっと喜んでって〉
〈ただ…〉
ただ?
〈疲れ切っちゃいそうで心配〉
それは僕も心配。
〈えっ〉
ま、そのときはそのときで。
そういう疲れ切ったって気持ちをnoteにすれば良いと思うんだ。
〈前向き~〉
それでは、またあした!
〈ばいばい!!〉
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