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フォロワーさんが増える「程度」じゃあ満足できない

 僕は、たいてい、満たされてない。
 じゃあどうすれば満たされるのか。

 たとえば、noteでは?

 僕のnote活動の満足の根源はどこにあるのか。


 ちょっと想像してみたんだけど。

 たとえば、もしも。
 フォロワーさんが5万人になったら。
 毎記事1000以上のスキをいただけたら。
 素敵なコメントもたくさんいただけたら。

 本当に僕は満たされるのかな?

〈それって嬉しいことじゃないの?〉
 うん。とっても嬉しいこと。

 でも、それだけで本当に満たされるだろうか?


 もちろん、フォロワーさんの応援は、励みになる。
 おどろくことに、今の僕には、ファンの方だと信じられる人もいる。
 逆に寂しさを感じるようにもなったけど、それでも本当に嬉しい。

 たしかに、旧作の頃は「読まれなくてもいい」なんて言ってた。
 けど、あれはまったく読まれていなかった頃の強がりだった。

 やっぱり読まれたい。
 そして、フォロワーさんとは末永くお付き合いしていきたい。

 この経験で気づいた。
 0と1は大きく違う。
 僕は1に辿り着いて、喜びと寂しさを思い出して、人間性を取り戻した。

 でも、1以上は?

 1から増えていく数字には、0から1になったほどの気持ちの変化を感じるだろうか。

 誤解を恐れずに言うと、そこまでではない気がする。
〈でも0の頃に戻りたいわけじゃないでしょ?〉
 もちろん。

 僕はもう、「読まれなくてもいい」なんて言えない。
 それでも、フォロワー数を増やすことが至上目標でもない。

 ならば、何をnoteに求めているのか。

 答えはシンプル。
 僕は、書きたいものを書きたい。

 フォロワー数が増える「程度」の、ウケの良さだけの文章じゃない。
 AIが書くような汎用的な文章じゃない。
 穴埋め式読書感想文のようなテンプレート文章じゃない。

 僕自身がそこにあるような文章を書きたい。
 だから、「素直」が至上目標なんだ。

 そして、そういう文章が書けたとき。
 僕は、いちばん、満足する。

 思い返せば、これは旧作の頃から変わらない、僕のnote哲学。


 …………。


 書きたいものを書きたい。
 書きたいものを書きたい。
 書きたいものを書きたい。

 たったそれだけなのに。

 なんですぐ忘れるかな。

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