炎症ってなぜ起きる?
炎症ってありますよね。
皮膚炎、扁桃腺、甲状腺とか、
ほかには内臓の炎症。
出る方は同じところによく出ます。
西洋医学では、細菌などが原因になることが
多いですが、
中国医学では、体質から発生する熱が
引き起こすと考えます。
まず、熱が生まれる原因。
4つあります。
1つは、食べ過ぎ等の胃熱。
2つは、疲労などでくる肝熱。
3つは、ウイルスなどの外因性の熱。
4つは、腎陰虚という独自の疾患熱ですね。
熱と言うのは、本来血液を流していくので
熱が体に多くても「脈拍が早い」と
言うだけで終わります。
運動した時の脈拍のような感じですね。
それが、流れを邪魔する要因があると
部分的に停滞し、炎症となります。
浮腫や脂肪による血管の圧迫だと、
その手前の部分が腫れ、
出やすいところからあふれます。
すると多くは皮膚の炎症。
または血液を多く集めている場所での炎症。
目の充血だったら結膜炎と言われたり。
のどだったら気管支炎と言われたり。
臓腑や組織も一時的に血を集める場所です。
膀胱なども膀胱炎起こしやすいです。
肝臓などはもともと血を集める場所なので
炎症起きやすいですね。
この様に体に熱が多い状態の体質の方が
流れにくい状態を作ってしまうと
そこに炎症が発生することとなります。
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