「主語がでかい」とは言わせない
「主語がでかい」なんて言葉を最近よく耳にする。
例えば次のような文。
「我々男性は細かい所までこだわるんですよ!」
まさに「主語がでかい!」という批判が飛んできそうな主張である。
「我々男性」に勝手に組み込まれた人からすれば、
「別に俺はこだわらねぇよ!」
とか
「何勝手に代表者気取ってんだよ!」
とか言いたくなるのも無理はない。
しかし「主語がでかい」批判が指摘しているのは、あくまで主張の真偽ではなく、相対主義的コードからのズレを指摘しているように考えられるのだ。
ここに記