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ふたつのApple

20日目の記事となりまして、好きなことを書いてみようと思いました。そんな感じで、来週あたりAppleWatchあたり、今月中にはiPhoneは発表されそうだなぁということで、大好きなAppleについてちょっと書いてみようかなと思います。

Apple とは

で、Googleで検索すると一番最初に表示されるのがこれです。

次がApple(日本)の公式ページになります。

新しい製品が発表されるときは、AppleStoreがメンテナンスモードとなり、「We'll be back.」と表示されておりましたが、昨今のハードウェアの発表ですと、サイレントで発表されてたりして、これをみる機会が減ったようにも思います。

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このページが再開されるのをドキドキしながら待つのが密かな楽しみだったりして。。。

現在の名称はアップル(英: Apple Inc.)ですが、1976年の創業時は「アップルコンピュータ・カンパニー(Apple Computer Company)」、その後、1977年に法人化され、その際に「アップルコンピュータ(Apple Computer)」という名前になった。

アップル(Apple)となったのは、2007年ということなので、比較的最近、アップルの歴史からすると最近のことである。

Appleのロゴ

創業時は皆さんご存知のスティーブ・ジョブズ、スティーブ・ウォズニアック、そして、ロナルド・ウェインの3人でのスタートだ。
ウォズ(スティーブ・ウォズニアックの愛称)はスーパーエンジニア。AppleⅠ、AppleⅡはほとんどウォズが1人で作った。

ウォズが作った先進的なAppleⅠをスティーブ・ジョブズがビジネスとして実現しようとしたのがスタートだ。ちなみに、ロナルド・ウェインは創業から12日後に会社を辞める。800ドルを受け取って持っていた株を放棄したとのことで、今まで持ち続けていたら、600億ドル以上になっていたらしい。

そのロナルド・ウェインデザインの最初のロゴがこちら。

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なかなか複雑なデザインです。いまのシンプルなアップルのロゴからは想像がつかないですね。
この後のロゴは私は親しみがあるのですが、今のユーザーは逆に知らないかもしれません。初期の6色リンゴのロゴです。

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その後、1984年Macintoshの販売にあわせて、appleの文字が消えたロゴになります。Macintoshを購入すると、このロゴのシールが入っていて嬉しかったのを覚えています。

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ちなみに、Macintoshプロジェクトはジェフ・ラスキンというコンピュータ技術者が中心だったプロジェクトに、ジョブズが参画することとなり、その後、ジョブズの介入により、ラスキンはプロジェクトもアップルも去っていくこととなる。

このジェフ・ラスクインの著書「ヒューメイン・インターフェース」は彼のユーザーインターフェスへのこだわりが形となったもので、とても勉強になった。
(Amazonでは中古でしかなく、高額になっていますね。)

スティーブ・ジョブズ

そんなんで、スティーブ・ジョブズは1985年にAppleを離れ(追い出され)、NexT社を創立、ワークステーションであるNeXT Computer、NeXT Cubeというハードを販売、最終的にNeXTSTEPというOSを販売するソフトウェア会社になっていく。

そして、Appleが1996年にNeXT社を買収し、今のMacOSのベースとして、NeXTSTEPを採用するためだった。そして、翌年、スティーブ・ジョブズはアップルに復帰する。非常勤顧問から、暫定CEO、そして、CEOとして、iMac、iPod、iPhone、アップルに復帰したジョブズは、様々なイノベーションを手がける。

そんな、ジョブズについては、こちらをどうぞ。
書籍です。

漫画です。私はこっちも読みました。

そんなんで、僕がMacintoshを知ったとき、ジョブズはAppleにいなかった。

新しいMacOS Coplandの開発がうまくかず、他のOSをベースに作り直すという話になったとき、BeOSが最有力候補のOSだった。そのBe社のジャン=ルイ・ガゼーは、元アップルの社員(フランス法人の社長)でもあり、当時BeOSになるんだろうな、とリアルタイム で感じていたところだったのだ。

MacPowerの付録(のはず)

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しかし、最後の最後にNeXT STEPが選ばれ、ジョブズが復帰することになったことは、Appleにいるジョブズを知らない私にとっては、震えるほど衝撃的な出来事であった。

もうひとつのApple

さて、Macintoshを作っているApple愛については、ここまで好きなように語ってきたのだが、、AppleがAppleというの前になったのは、2007年のこと。
それまではApple Computerという名前だった。

なぜか?といういと
英国にもうひとつのアップルがあったからだ。

私がMacintoshのAppleと同じくらい好きなTheBeatlesのApple Corps Ltd.(アップル・コア)が存在していて、両社でアップルという商標権の争いが、長く続くことになる。
きっと、多くの人はこのTheBeatlesの英アップルのことは知らないとは思う。

この争い1981年に一旦は和解する。
・Macintoshの米アップルは音楽事業へ参入しないこと。
・ビートルズの英アップルはコンピュータ事業へ参入しないこと。
にお互い同意し、和解する。
sかし、その後、米アップルが音楽に近い事業をするたびに、英アップルから訴訟がおこされる関係性が長く続くのだ。詳しくはこちらをどうぞ。

アップル対アップル訴訟

iPod、iTunesMusicStoreの展開は、音楽事業への本格的な参入だった。
もちろんその時も2社の間で訴訟が繰り返された。
しかし、今、AppleMusic(iTunesStore)でビートルズの曲を聴くことがでる。

2007年、ジョブズは「われわれはビートルズを愛しており、その商標をめぐって争っていることにずっと胸を痛めていた。将来また争いになる懸念がない形でこの件を円満に解決でき、とてもうれしく思う」とコメントした。

そして、2010年11月16日、米アップル、EMI、英アップルの3社から、iTunes Store にて『ビートルズ』の楽曲を音楽配信するとプレスリリースで発表し、即日音楽配信が開始されたのである。
その結果、今、ビートルズの曲をAppleMusicで聴くことができるのだ。

TheBeatles

TheBeatlesのバンド名は、BEETLES=カブトムシがベースである。それが音楽のBeatが加わり、TheBeatlesという名称となっている。
言葉遊びのうまいジョンレノンらしい、すばらしい発想だったんだと思う。

アップルレードのロゴ(かじられてはない)

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そして、アップルの初期の6色りんごのロゴは右上がかじられている。

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かじる=biteは、PCの容量を表す単位のbyteにかけている。と言われてる。

ロゴのりんごがかじられているという理由には諸説あり、このロゴを作ったデザイナーは「byteにかけた」ということについては、否定しているとのことだ。その他の諸説(アダムとイブの禁断の果実説など)も否定している。

しかし、ビートルズ好きなジョブズのことだ。
このかじられたリンゴをみて、BeetleとBeatlesと同じようにBiteとByteの関係を思ったに違いないと、私は信じるのだ。そうであって欲しい願望とともに。

I Love Apple
Forever


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