#3 好きなことしか本気になれない 人生100年時代のサバイバル仕事術

『好きなことしか本気になれない。人生100年時代のサバイバル仕事術』南章行著

これは、自分のキャリアについて考え始めた9月頃に尊敬する方からオススメされていて読んだ本。この頃、「"Who am I?" 自分は一体何者なのか?」「何を成し遂げたいのか?」「何をしなかったら一生後悔するだろうか?」ということを問い続けていた時期。著者は私とは全く違うキャリアで、私からみれば「高スペック人材」であるが、少なくとも、今後の自分のキャリアで一歩を踏み出す後押しをしてくれた本。

正直、私のキャリアは、はたから見れば、”一貫性”がないと思われる。時には、一貫性がないキャリアについて心配されることも、、、。ただ、私自身はそれに後悔はなく、その時その時自分なりに考えて納得して決めたこと。
この本は、これまでの私のキャリアに光を与えてくれ(私のポジティブな解釈により)、これからでも自分らしいキャリアは十分に切り拓いていけるという勇気をくれた。

キャリアのことを考えると、
・何歳までにこうすべきだ
・ここを経験しておけば、何年後にはこうできるはずだ

などといった「べき論」があったりする。また、私たちはいつの間にか、知らず知らずのうちに、自分の潜在意識に従うより、表面的に学んだり目や耳から入ってくるこうした「べき論」に囚われ、顕在意識でそのべき論を選び、自分は"戦略的に”キャリアを構築できているのではないか?と安心する。しかし、未来はどうなるか分からない。今、巷に溢れている「べき論」も何年後には実はそうじゃなかったということがあるかもしれない。その時感じるのは、やはり自分のストーリーを、価値観に正直に納得してキャリア選べているか?自分で作っているか?というのが大事な気がする。

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