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デザイナーとしての泥臭い歩み

この記事は、NOT DESIGN SCHOOL Advent Calendar 2023の17日目です。Advent Calendarはこちら

みなさん こんにちは、こんばんは!
「ちゅぐ」と申します! デザイナー歴は10年になります。
10年といっても、ずっと同じことをしてきたわけではありません。

「こんな奴もいるんだな〜!笑」という感覚で
何か参考になることがあれば嬉しいです!

この記事では、
・どんなデザイン人生を歩んできたのか?
・ちゅぐの思うデザイナーとは?
・めっちゃ成長したと思うタイミングは?

というようなことを赤裸々に書いていけたらと思います!

主なデザインの歩み

■ 東京造形大学 デザイン学科 インダストリアルデザイン専攻 卒業(4年)
 →模型作り、商品企画、スケッチ、図面、3Dのお勉強などなど
■ デザイン会社(2年)
 →建築図面作成、営業代行、製品デザイン、デザインコンサルなど
メーカー兼デザイン会社(5年)
 →製品デザイン、グラフィックデザイン、デザインコンサルなど
■ 2020年1月- フリーランス(もうすぐ3年)
 
→ライブ配信、グッズデザイン、グラフィックデザインとかとか

学生時代


大学はいわゆる「美大」に入学し、車のデザイナー(カーデザイナー)になりたくて学生時代は車の絵ばっかり描いていました!

幼少期から絵を描いたり、書道をしていたこともあり、普通の人より絵を描くのは得意でした。ポスターのコンクールで入賞したり!

私の属していた専攻は、インダストリアルデザイン。
主に立体的なもののデザインを勉強する専攻。

図面の書き方や3Dソフトの使い方を学び、お題に対して商品を考え、プレゼンするまでを授業の中でこなしていました。(文字だけだとあまりイメージ湧かないと思うので当時の拙いデータを貼ってみます。)

ボールペンのデザインが課題だったり
ケトルのデザインを考えたり
動物のイメージから車を考えたり
大学の卒業制作のボード
展示の様子

しかし、カーデザイナーはデザイン業界でもとっっっっっても狭き門!


車メーカーのデザイナーになれるのは1社に対して数名。


海外からも優秀な生徒が応募する中で、夢は叶わずでした。


その後も就活を続け、デザイン会社に入社することになります。


今は分かりませんが、美大に入学したからといって、デザイナーとして就職できる人は1割もいませんでした。そんな中、デザイナーとして仕事ができるのはラッキーだったかもしれません。

会社時代

大学を卒業してから2社、デザイナーとして働きました。


1社目では建築デザインも実績をもつ会社で、入社当時はやったことがない建物の図面作成を使ったことがないソフトで作成したりもしました。


また、クライアントの商品を営業代行で、100件以上リストアップし電話で営業するというようなことも!


「これ、俺がやるの!?やったことないよ!?笑」

ってなことがたくさんありました笑


想像していたデザイナーとしてのデビューとは
程遠い経験をたくさんしました。


もちろん製品のデザインもしましたが
デザイン以外の部分の方が強く印象に残った期間でした。


でも今思うとその会社は、


デザイナーとは
本質的に問題を解決する力がある人だ
と伝えたかったのではないかと思います。


2社目は自社で商品も販売している会社です。
中途で入社したこともあり、即戦力を求められました。

提案するスピードとデザインの良し悪しを求められます。


日用品のコラボ商品をたくさん展開するタイミングで入社し、数えてみたら100を超える商品のデザインをひたすら提案してきました!


日用品ということもあり、
自分がデザインしたものを店頭で手に取って購入することができます。


自分自身も嬉しかったですし、
家族にお披露目できるという部分もなかなか経験できない事です。


しかし、良いことばかりではありません。


店頭に商品が出るということは、「売れたか?」
在庫と売上というものが、嫌でもまとわりついてきます。


100以上の商品を生み出すと、良い思い出も苦い思い出も盛りだくさん!笑


そして商品をデザインすると、
必ず印刷物や店頭の見栄えを考えないといけません!


そこで生まれるのがグラフィックの仕事!


大きな会社では分業することが多いと思いますが、
その当時はプロジェクトごとに担当していました。


ん〜〜やったことない、、、!笑

チラシのデザイン、
店頭のポップデザイン、
店頭で使う映像の監修、撮影の立ち合い、、、
なんでもやってました!笑


そしてその中でも、
ラスト2年間に経験したコンサルは特に密度が濃かった


月に2回、休憩15分、13:00〜17:00過ぎまでぶっ通し!


先方のデザイナーに、デザインの知識を講義したり、進めているプロジェクトの相談を受け、その場で解決したり持ち帰って解決案を準備したり。


しかも先方3人に対して、こちらはほぼ1人!笑(たまに先輩が同行)


それを2年担当しました。


始まる当時は「お、俺一人かぁ・・・。」
と不安だった記憶が今でも鮮明に!笑


でも、大変だったけど、
その仕事が一番楽しかったです!


先方の困っていることに対して
真摯に向き合って解決する!


とてもシンプルで密度が濃かった!


このコンサル内で議題に上がった商品が
Gマーク(グッドデザイン賞)を受賞もしました。

フリーランスへ

計7年の社会人デザイナー経験を経て、フリーランスの扉を開きます。
元々学生時代から独立思考ではありました。


独立したかった理由は、
もっとクライアントと近い関係で密にやりたかったからだと思います。


そして、依頼側と受注側は対等であるべきだと私は考えています。
どちらにも選ぶ権利がある。


その関係に対して、真摯に向き合いたい。
なので、今でも上からな依頼者とはうまくいきません笑
あ、恋愛のようなものだと思います。


そんな思いが強くて、自分でやりたい
という思いが溢れ出してしまったのだと思います。


どこまで話すべきか悩むところですが、
最初の1年はうまくいかず色んなことをやってみました。


ライブ配信をしながらグッズを展開してみたり、Youtubeの動画を作成してみたり。(ライブ配信経験のあるデザイナーは多くないでしょ!笑)


仕事をいただけるということになったと思ったら、全く連絡が来なかったりというのはもう何回も・・・。


色々試行錯誤しながら2年目にして
少しずつ本格的なグラフィックデザインの仕事をいただけるようになりはじめました。

デザイナーとは?



私のきっかけは工業デザインですが、色んな経験を積むと思うのは、
・自分ができることをクライアントが求めているとは限らない!
・スキルも重要だが付き合いやすさも大事!
・できれば全部やってくれるデザイナーがいると楽で嬉しい!笑



私の元々のベースはグラフィックデザイナーではありません。
でも、そこに必要だったので学びと実践を同時進行で遂行しました。
独学みたいなものでしょうか笑
WEBデザインもそうです。


超ハイクオリティーなデザインを生み出せれば、
それに越したことはないです。


でも、クライアントが求めるものはバラバラです!
その時その時のクオリティを絞り出す!笑


アヒルや白鳥のように、
見た目は穏やかに、でも水中はバタバタ!笑


デザイナーは泥臭いと思います。

成長したタイミング

そんな泥臭く、色々右往左往していく中で
「あ、こんな時に成長したな〜」と思うタイミングを振り返ってみました。


デザイナーになってから、実は2回ほどあります。
1回目は、デザイン会社2社目の時のコンサルの時
2回目は、フリーランスになって仕事が増えた時


共通点は、「圧」がかかった時


でも、フリーランスの時の方が
自分でしっかり感じる程、明確に成長したと思います。


それはおそらく、能動的に自分で圧をかけたからだと思います。
無理はしちゃダメだよ!笑

ほんというと、
多分、社会人時代には
あと2・3回成長したタイミングあったと思います。

でも、
他人からの圧と、自分でかける圧は全く違います!


圧がかかると、いい意味で追い込まれて
スキルも経験値も上がります!

なぜ「NOT DESIGN SCHOOL」?

私がNOT DESIGN SCHOOLに共感できたのは、
「自分で考える」という部分です。


授業受けるだけじゃ〜なんもできないのよ!笑


少し極端ですが、
サッカー選手の動画見まくってもサッカー選手にはなれないし
東大の赤本読んでるだけじゃ、東大行けないし!


きっかけにはなるかもだけど、実践して経験しないと!


デザインスクールもそうです。
基礎的な知識を講座で会得することは可能ですが、
実践しないと身につかないと思います。


今はデザインスクールがあって羨ましいなとも思います。


私が学生だった頃や社会人の頃はそんなのなかったし、
Youtubeで解説していたりということもなかったし
教えてくれるどころか、怒られてばっかり!笑


先生や師匠もいない!


フリーランスになってからは、さらに孤独です!笑


でも、そんな環境だからこそ
しぶとい雑草のように、ひっそり生きてきました笑


そして偶然?もちさんとTwitterで出会いました笑
(もちさんとの出会いはまた別の機会に)


私は
デザイナーは、産みの苦しみが多ければ多いほど強くなると思います。
デザイナーだけに限らないかもしれませんが!


そして、実際のデザインの依頼というものの多くは
納期が短いです。
なぜなら、「大体のクライアントは困っているから」です。
そして、学びと実践の一番大きな違いは時間の進み方だとも思います。


なので、圧をかけてください!笑
手っ取り早い「圧」時間です!
実戦と同じように納期を設けてアヒルや白鳥のように足バタバタ!笑


まったり半身浴するのではなくて、
がっつりサウナに入って追い込んで!笑
(あくまで例です笑)


会社時代の話は
なかなか具体的にお話しできないので申し訳ないですが、
ウェビナーやオフ会などでお会いした際は色々聞いてくださいね!


今回のブログも
アヒルのように足をバタバタさせながら初めて書いたので
拙い部分が多いかと思いますが!


何か少しでも参考になれば嬉しいです!


NOT DESIGN SCHOOL
2023年12月より開講したデザイナー向けスクールです。

詳細はこちら
立ち上げ/運営メンバーもちさんの想いやスクール概要について
https://note.com/makko/n/n1321460e3381

公式LINEの登録はこちら
スクールに関しての詳細や最新情報をもっと知りたい方は、
ぜひご登録ください★
https://s.lmes.jp/landing-qr/2000954122-x3QJjBkK?uLand=2SPSBx

おまけ

なぜちゅぐ?
名前が報貴(つぐたか)でライブ配信時代のリスナーのお子さんが、正確に呼べなくて「ちゅぐ」と呼ばれることが増える笑
本名だと言いにくいので「ちゅぐ」で活動することに笑 
ライブ配信については会った時にでも聞いてください!笑

好きな食べ物
寿司、カレー、甘いもの

好きなお酒
ビール、ワイン

運動経験
小学生から公式テニスを。最高記録は関東大会出場!笑

好きな漫画
バガボンド、スラムダンク、NANA、Paradise Kiss

好きなアニメ
頭文字D、BLACK LAGOON、HUNTER×HUNTER、サイコパス、もやしもん、進撃の巨人、葬送のフリーレン、推しの子、ブルーロック、鬼滅の刃、NANA、Dr.STONE、僕のヒーローアカデミア、宇宙兄弟、サマータイムレンダ、約束のネバーランド

好きな海外ドラマ
ホワイトカラー、スーパーナチュラル、プリズンブレイク、スーツ

好きな映画
アベンジャーシリーズ、新海誠系、ちはやふる、プラダを着た悪魔、ジブリ系、ディズニー系、サマーウォーズ(細田守系?)、ブラッドピット出てる系

好きなゲーム
Minecraft、フォートナイト

よくチェックするデザイナー、アーティスト
佐藤可士和さん
吉岡徳仁さん
佐藤オオキさん
佐藤卓さん
森田恭通さん
吉田ユニさん
奥山清行さん
和田智さん
マーク・ニューソンさん
フィリップ・スタルクさん

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