リョウスケ

noteはガス抜きです。 都内在住。47歳。男。 中学受験(受検)のアレコレ・暮らしの…

リョウスケ

noteはガス抜きです。 都内在住。47歳。男。 中学受験(受検)のアレコレ・暮らしのアレコレというサイトを運営しています。 https://www.juken-pass.jp/ https://lit.link/ryosuke

最近の記事

借り物競争

※これは、数年前に書いた記事を再掲したものです。 先日、息子の通っている学童の運動会が開催された。 息子も今年で在所最後ということで気合のこもった力走を見せていた。 学童の運動会は、学校のそれとはちょっと違って我々が子供の頃の古き良き昔ながらの運動会を髣髴とさせる。 最近の学校の運動会というのは結構スマートなもんで、オレが子供の頃のようにデカイ声を張り上げ、旗を振ったりして応援する親の姿というのは稀で、基本的に親は運動会を観覧しているような感じ。 無論、親の参加する競

    • あぁ、我が忘却のおまけシール

      先日、実家から梨が送られてきた。 別に実家で梨を作っているわけではないけれど、梨好きな息子を想って母親が気を利かせて送ってくれたのだ。 何歳になっても親からすれば子供は子供だね~。 ってことで、段ボールいっぱいに届いた梨は家族で美味しく頂くとして、その梨のケースの中に小さなアルミ函(煎餅の函)が同封されていた。 んっ?.....なんだ? 古めかしく小汚いその函をおもむろに開けてみる。 なんと!!開けてビックリ!アルミ函。 中から子供の頃集めていた食玩のおまけシールが

      • 『ハゲワシと少女』

        時として、人生には悪魔が舞い降りてくることがある。 悪魔は、我々に対して甘い誘惑を持ちかけ、諸刃の剣であろう究極の選択を迫ってくる。 皆さんは、この写真をご存知だろうか? 写真の撮影者は報道カメラマン、ケヴィン・カーター。 1993年、長きに渡る内戦と干ばつのためスーダンでは深刻な飢餓が発生していた。 スーダンの状況を伝えるためケヴィン・カーターは、国際NGOが共同で行う援助作戦『スーダン生命線作戦(オペレーション・ライフライン・スーダン)に同行していた。 そして、

        • 僕の誕生日

          私事で恐縮だが、 先日無事36歳の誕生日を迎えることができた。 世の中には、不慮の事故、抗うことのできない事態のため亡くなっていく方々が大勢いらっしゃるわけで、平々凡々ながら五体満足で36歳まで生きることができたことを感謝しなくてはならない。 っと、毎年誕生日はそう思っているんだけど、今年の誕生日は手放しに喜べる感じにはならなかった。 僕の誕生日、当日、嫁が熱を出したのだ。 この日は、嫁の公休日だったため、事前に休む旨を保育園に届出してしまっているため「やっぱり行きま

          一万回ダメでヘトヘトになっても

          次男を保育園に送っていくようになって一ヶ月。 この一ヶ月の間に僕には新たな目標ができた。 保育園は各家庭、親の出勤時間に応じて登園の時間がマチマチなわけだが、 各家庭、毎日送っておく時間ってのは同じなわけで、そうなると必然的に出勤時間が同じくらいな親は、同じくらいの時間に登園してくるわけで。 ということは、毎日顔を合わせることとなるわけである。 僕の会社は出勤時間が早い。 だから登園時間も目黒区としては一番早い7:15預けというコースになる。 次男の保育園は7:15

          一万回ダメでヘトヘトになっても

          喫茶店で昼食を

          最近、昼飯を喫茶店で食べることが多い。 カフェじゃないよ。『喫茶店』ね。喫茶店。 以前は、『メシを喫茶店なんかで食べるか』ってな感じで、誰かに誘われない限り、コーヒーを飲むくらいならともかくメシを食べるという感覚は全くなかった。 もし、行くとしても例えばラーメンを食べた後、コーヒーを飲みに行くといった感じ。 喫茶店メシに偏見を持っていたのである。 ところが最近は、その逆で喫茶店メシムーヴメントがオレの中で起こっているようだ。 なんだろうなぁ。歳とったからかな。 最

          喫茶店で昼食を

          ラプソディー・イン・リトルバード【Rhapsody in little bird】

          パソコンに向かって仕事をしていると隣の席の鈴木課長が、 「あっ!」 っと一言もらした後、背もたれにもたれかかり、わざとらしく目頭を押さえた。 「どうしたんですか?」 「参ったな。結婚だってよ.....」 「えっ!?誰がですか?」 「誰がって、お前の知らない人だよ」 「会社の人とかじゃないんですか?」 「違う違う」 「なんだ。そうか。僕の知らない人か」 「ってか、オレも実生活では知らない人なんだけどね」 「えっ?どういうことですか?」 「アレだよ。アレ。

          ラプソディー・イン・リトルバード【Rhapsody in little bird】

          スープは奥から手前?手前から奥?

          いまさらなんですが........ スプーン使ってスープ飲むときってどうしてますでしょうか? 僕は両親から 「とにかく手前から奥へすくえ!」 的な教え方をされましたが、よくよく考えると、それも強引だなっと、先日食事をしている時に思いまして調べてみました。 てか、当たり前の事かもしれない…… ハズカシイので知ってる人はココでストップ。これ以上は進まないでください。 とりあえずググってみると知恵袋にこんなQ&Aが。 以上、引用。 ほぅ。なるほど。 僕がやっていたの

          スープは奥から手前?手前から奥?

          反抗期と良い大人

          その昔、フジテレビ系列で放映されていた『最後から二番目の恋』という中井貴一、小泉今日子主演のドラマがとても好きでした。 このドラマの良い所は「何も起きない」所。 とにかく、毎回何も起きない。いやっ、正確に言えば細かい事件は毎回起こっているのだれども、デカい物語の柱となるような出来事はまるでない。 毎回、細かい事件が起こり、ゆっくりとその出来事が流れていくだけ。 アニメで言えば「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」のような感じ。 そこがイイのです。。そのマッタリした空気が。

          反抗期と良い大人

          夏の夜の不思議な出来事

          この写真は先日実家に帰省した時に撮影したものです。 対岸の明かりが見えて、それなりに明るい場所で撮影したように見えますが、実際はそうではありません。 この写真はBULB撮影していて、シャッターを1~2分くらい開きっぱなしにしたものです。 カメラの事はよく分からないよって方にも分かるように簡単に申し上げると、明るい場所で撮影したように見えるこの写真も実際は一寸先は闇というくらい真っ暗な中で撮影したものだということです。 これは星の撮影をしようと思い、実家近くの川に車で乗り

          夏の夜の不思議な出来事

          お金を無くして大切なことを得る

          我が家は今、夫婦喧嘩の真っ最中である。 っというか、ケンカというより嫁が一方的に怒っている最中(さいちゅう)と言った方が正しい。 原因はオレだ。 そう。 オレが¥26,000を無くしたからだ......(;´Д`) それは一昨日のこと。 我が家はいまだに光熱費を現金のコンビニ払いにしている。 『引き落としなんかより分かりやすい』っという嫁の一声でいまだにそうしている。 家計簿はオレがつけていて、毎月末に〆ることになっている。 〆て、その後、翌月の予定と支払いを仕分け

          お金を無くして大切なことを得る

          共有する日本人

          ※この記事は2012年に書いたものをそのままコピペしております。世の感覚の移り変わりをお楽しみください ボヤ~ッと考え事。 思いつくままに記録、記録。 SNS,写真、動画、カーシェアリング、ルームシェア、古本、中古CD、レンタルDVD。 こうやって並べてみると、一つの言葉が姿を現す。 そう、皆さん既にお分かりのとおり 『共有』 いや、一つじゃないな。二つだね。 共有だけじゃなく、 『記録』 ってのもあるね。 我々現代人の日々の欲求は、『共有』と『記録』によ

          共有する日本人

          どちらが異常かなんて分からないじゃないか!

          我が家の次男が『色覚異常』だったという話です。 ある日突然、学校から「色覚検査結果のお知らせ」というプリントを持ち帰ったことで初めて判明しました。 お知らせに従い、眼科に行ってあらためて検査をしたところ『色覚異常』という結果でした。 いわゆる「色弱」というヤツです。 次男の場合、赤と緑が似て見えるようですね。 聞いたときは、妻ともどもかなり落ち込みましたが、ものは考えようでして。 今、「僕が見えている色」と「妻が見えている色」が同じかどうかだって分かりませんよね。

          どちらが異常かなんて分からないじゃないか!

          京都とロカビリー

          我社では、福利厚生として某リゾートクラブに加盟している。 会社で高い会費を払っているだけに、実際に使用する社員は非常に安価で結構キレイなホテルに泊まれる。 例えば、 『今週末、3連休だけど熱海の温泉でもいくか~』 っと思いたち 『熱海のホテル空いてな~い?』 っと総務に連絡すれば、総務からリゾートクラブ側に仲介をして空室の確認、予約まで取ってくれる。 ちょっとしたコンシェルジュ状態。気分は大富豪。 まぁまぁ、悪くない福利厚生である。 また、コチラから確認するばか

          京都とロカビリー

          嫁に深いところをエグられる

          夏。 久しぶりに恵比寿ガーデンプレイスへ嫁・次男とともに訪れた時の話だ。 理由は、帰省用のお土産を購入するため。 あまりの暑さで渋谷なんて行ってられないので近場の恵比寿へってことだ。 しかし、どのくらいぶりだったか。恵比寿。 厚生中央病院へ通院する時に来るくらいで、それ以外、駅側に近づくことはほとんどない。 不思議なもんだ。 その昔、江戸川に住んでいた頃は、恵比寿やら代官山やら、事あるごとに遊びにきていたものだが、こんなチャリで30分もかからない近所に住むとパッタリ来な

          嫁に深いところをエグられる

          めがね

          昼休み。 僕たちは会議室に集まり、それぞれに休憩を取る。 椅子とテーブルが20席くらい円形に並ぶ部屋でほとんど誰も一言も発さずに黙々と食事をする。 聞こえてくる音といえば、コンビニ弁当のプラ容器を箸で擦る音やおにぎりのフィルムをバリバリとあける音、レジ袋のシャカシャカという音、それとモグモグ、ムシャムシャと物を咀嚼する音だけ。 食事を終えるとほとんどの者が、足を投げ出し目を閉じ昼寝を始める。 もちろん男しかいない。 別に女人禁制なわけでは無いわけだが、こんな所に自ら来る