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【映像作品鑑賞記録】ザ・グリード
はじめに
ここでは、Twitter(現X)に投稿していた雑感や感想のメモをまとめています。
作品の高尚な批評やあらすじは含まれていません。
視聴した当時の関連ツイートを残すために作成したnoteです。
感想メモには、ザ・グリードのネタバレが含まれています。
一部、Webメディアの記事を引用しています。
鑑賞メモ
作品タイトル:ザ・グリード(原題: Deep Rising)
映画公開日:1998年1月30日米国公開
1998年(平成10年)10月17日日本公開
TV放送日:2003年5月31日(ゴールデン洋画劇場)
上映時間:106分
‐‐‐
鑑賞日:不明(約20年前)
鑑賞に使用した媒体:TV放送を録画したVHS
感想メモ(Twitter/X)
『ザ・グリード』を観たときの感想をうろ覚えの記憶で綴る。
今は無き実家で、当時中学生か高校生だった私はいつの間にか録画されていたTV放送版の『ザ・グリード』のビデオ(おそらく実父の趣味)を作業用BGMとしてよく垂れ流していた。
なんで、よりによってそれを採用したのか、理由は覚えていない。
ちなみに、私はホラー映画が苦手で、モンスターパニック映画も苦手である。
Wikiで調べたところ、実父が録画したのは、2003年5月31日に放送されたゴールデン洋画劇場の『ザ・グリード』の可能性が高い。
……21年前!?
えっ、私、20年前くらいの記憶を語ろうとしているのか。
『ザ・グリード』は(B級?)モンスターパニック映画で、豪華客船内でヤツメウナギみたいな触手が乗客やら船員やらテロリストやらをパクパク食べていく内容。
排泄物として排出された人骨がゴロゴロしていたシーンが印象に残っている。
あと、トイレに引きずり込まれて死にたくねぇと思った。
なお、登場人物がほぼ全員クズの寄せ集めなので、安心して観られる。
この映画でトラウマなのは這いまわる触手を銃で撃ったら、喰われて消化途中な状態で落ちてくる死にかけのテロリストの一員が登場するシーン。
調べたら、テレビ放送版はその次のシーンの溶けかけの顔と穴の開いた手のグロ描写をカットしていたらしい。
多感な時期にそんなシーン見なくてよかった。
絶叫しながらビクビク痙攣している姿とテロリスト仲間の黒人が『ビリーだ!』って叫んでいたセリフのほうが記憶に残っている。
TV放送の吹き替え版だったので密輸業者の主人公が度々『お次はなんだ?』って今ならネットミームになってそうな前振りしてくれているのも安心感あったな。まさかそれがあのラストに繋がるとはって感じで、印象に残っている。
あと、『パンプーチーッ!』ってよく叫んでていた思い出。主人公のヘタレな相棒の名前なんだけど、Wikiで確認したら表記は『パントゥーチ』だった。
でも、私の中ではずっと『パンプーチーッ!』。
ヘタレな相棒、三枚目としてコミカルで臆病なんだけど憎めないしいい奴なので、ホラー映画の中で癒し枠だった。
で、Wiki見たら恋人が作中で死んでいた。
あっ、テレビ版観たときに絶望して泣いているシーン、それだったのかと今更ながらに気づいた。
あと、印象に残っているのは、テロリストのリーダーのちょい悪親父風のおっさんがいて、いい感じの悪党だったんだが、彼の末路。
今思えばあのシーン、自分の感性のなんか変なところに刺さった。
下半身は化け物に呑み込まれかけていて、上半身だけで鉄の棒に捕まって必死でこらえているところに主人公のヘタレな相棒の男がやってきて、おっさんを憐れんで、自害用にと拳銃を投げてよこす。
で、おっさんは恩を仇で返して、自業自得な結末を迎える。
あのシーンのおっさんの絶叫が忘れられない。
あと、ヒロインは悪女なんだけど、私目線では峰不二子タイプの悪女だったので好感があった。
見ていた当時は女泥棒程度の認識だったんだけど、Wiki見たら国際指名手配されている女スリだったので、そりゃあ劇中で肝据わっているわけだと納得。
悪女ヒロインが全力疾走しながら必死の表情で拳銃をバンバン撃って主人公を助けるシーン好き。
しかも、彼女の素性や性格を知っている状態の主人公からしたらかなり予想外な行動で、直後に悪女ヒロインも『逃げるわよ』って声かけてるのが好きだった。
あと、テロリスト仲間の黒人が水中で自分が喰われるのを確信した瞬間、即座に手榴弾のピンを引き抜いて自爆したシーンが格好良くて印象に残っている。
あれで登場人物たちが一時的に助かったし。
クライマックスの展開も好きだったなぁ。
自業自得な結末を迎えた腹黒の白いおっさんのシーンも良かった。
『GAME OVER』の使い方が巧い。
※『ザ・グリード』について語ろうと思った経緯
【忘れずに】激レア・モンスターパニック映画『ザ・グリード』が4月13日に放送予定https://t.co/O1LMDTggJ5
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) April 12, 2023
DVDの廃盤もを経てなおも数多くの固定ファンを抱え“傑作”とも評される作品。「午後のロードショー」では約6年ぶりの復活となる pic.twitter.com/qLrqkGqawq
【忘れずに】激レア・モンスターパニック映画『ザ・グリード』が4月13日に放送予定
https://news.denfaminicogamer.jp/news/230412s
DVDの廃盤もを経てなおも数多くの固定ファンを抱え“傑作”とも評される作品。「午後のロードショー」では約6年ぶりの復活となる
RT
ザ・グリード、懐かしいな。
昔、金曜ロードショーでやっていたやつを父親がビデオに残していて、それを惰性で流しっぱなしにしながら作業すると捗ったから何度も見ていたなぁ。
これを見て、化け物が喰いかけのものを吐き出すシーンに嫌悪感を覚えるようになったのはいい思い出。
今思うと、実父、松本零士作品とかマクロスとかガンダム系のロボ・戦艦・SFアニメ好きだったのは認識していたんだけど、B級映画も好きだったのかな……?とふと思った。
家にあったテレビ放送版の映画が録画されたビデオ、『ザ・グリード』とか『ディープブルー』とかあった気がするし、かなり昔、今は無き実家に帰ったとき、TSUTAYAで借りてきていた『バトルシップ』をめちゃくちゃリピートして観ていた。
更新履歴
2024年02月29日 新規作成
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