スナップショットとstillライフと言うのは隣同士になっている考えるべきである。それでスナップショットの続編として今回はstillライフを取り上げる。写真術が発明される以前の絵画…
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5月第2弾カメラノートスペシャル 静物写真の腕を上げるその8. 1970年代のウィーンの生活は生活そのものがstillライフのワークショップであったことに気がつく
私のオーストリアウィーン時代の生活と言うのはその実際のところはスティールライフのワークショップであったと言うことに最近になって気がついた。まず歴史そのものが堆積している街であるからアパートメントを1歩でも出るとそこには歴史的な存在が重なり合っているのである。バロック時代とかゴシック時代とか言うのはまだ新しい方でちょっと古い地面を掘り起こせばそこからローマ帝国時代のコインが出土するような土地柄なのである。極東の江戸とは全く比較にならないですね。
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5月第2弾カメラノートスペシャル 静物写真の腕を上げるその10 生活に本当に必要な物を撮影するとこのぐらいの数でしかない
生活に必要な最低限のものはそれが最低限であることが逆に生活の必要になる。私が尊敬する作家のどこかのノートにそんなことが書いてあった。チェコのプラハには1975年から2017年まで暮らしたのである。指折り数えてみれば40年にちょっと足りない位の時間をプラハの路地裏を行ったり来たりして暮らした。もっともその前に過ごしたオーストリアウィーンの場合は私は7年半の間に1階日本に戻ってきただけであるがプラハ時代には極端に言うと1ヵ月ごとに東京とプラハの間を往復していたのである。
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