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5月第2弾カメラノートスペシャル 静物写真の腕を上げるその8. 1970年代のウィーンの生活は生活そのものがstillライフのワークショップであったことに気がつく

私のオーストリアウィーン時代の生活と言うのはその実際のところはスティールライフのワークショップであったと言うことに最近になって気がついた。まず歴史そのものが堆積している街であるからアパートメントを1歩でも出るとそこには歴史的な存在が重なり合っているのである。バロック時代とかゴシック時代とか言うのはまだ新しい方でちょっと古い地面を掘り起こせばそこからローマ帝国時代のコインが出土するような土地柄なのである。極東の江戸とは全く比較にならないですね。

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