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5月第2弾カメラノートスペシャル 静物写真の腕を上げるその9. 街の看板に最大限の注意を払うこと。スナップショットがつまらないのは人間の顔で人物が特定できるからつまらない

町歩きというのは不思議なもので意識と無意識の境界線を歩きながらさまよっているようなところがある。自分のイメージ通りの写真が撮れましたなどとしたり顔で言う写真家は偽物である。そのことは歴史のに残る写真家はみんな言っている。つまり写真家の貧困な想像力を遥かに超えたところの現実突破の風景にこそ写真の本当の醍醐味が存在するのである。それはそのままstillライフの写真の面白さであると言い換えることもできる。

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