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行ったNo.4-7【北京】 産業遺産・首鋼パーク(首钢园)

達成日∶2024年8月9日
場所: 北京市石景山区石景山路68号
評価∶★★★★★

 北京市の西の郊外、石景山区にある、この産業遺産、トップ画像にあるように、2022年の冬季オリンピックのジャンプ会場として使われたところです。え!原発では…? 安心して下さい。日本人はこの形状を見るとスリーマイル島の原発事故を連想する人が多いですが、これは廃炉になった火力発電所です。とはいえ、私もこの姿を見て原発?と思った一人です。是非実物を見たいと思い2024年8月に訪問しました。首钢园への行き方はこちらの記事を見て下さい。

北京中心部からの位置関係。北京市の文字あたりが故宮です。

首钢园は1919年から2010年末まで、中国鉄鋼大手、首钢集団の製鉄所エリアでした。私の数歳上の北京出身の中国人によりますと、子供の頃の社会科見学は首钢で重工業のロマンを感じたとの事です。首钢の歴史についてはこちらのリンクに詳しくあります。現在この場所は産業遺産を生かした再開発地域となり、国際会議場や北京冬季五輪の会場の一つに利用されました。

 私は荷物が多かったので北京中心部から、北京地下鉄1号線八通線の古城駅から滴滴(ライドシェア)で、ここにある、宿泊先の北京首钢园香格里拉酒店(シャングリ・ラ首鋼パーク)に行きました。これは百度地図の到这去で出てきたルートに従ったものですが、あとで調べると、実は北京地下鉄11号線が首钢园内に来ていて、そちらでも良かったようです。滴滴は17元(約340円)でした。なお11号線金安橋駅からは平日は朝7:30-9:30、夕17:30-19:30、週末は9:00-17:00無料バスが出ていると現地で知りましたので、それを利用すればよかったかもしれません。産業遺産というとどんなおどろおどろしい廃墟なのかと思っていましたが、着いてみると意外と街中で、食べる所は普通にあり外卖も可なごく普通の街でした。


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