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都市?-デリー

デリーにやってきた。最も近代的だった。
なにせ、ここがインドの首都です。

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〈これが!!?〉


●10月19日
日本人がめんどくなって寝てしまった。
ヨルダンにいくだれかも
リシュケシュにいくあの人も
連絡先を交換しないままに。
みんな相手のことを知りたいはずなのに
日本人ってめんどくさいです。
二言目には、フェイスブックやってる?です。
それにみんなと同じじゃないと
リカイデキナーイとなるから変です。
蚊に悩まされる晩だった。
パヤルホテルまでスムーズに来れたのは
ちょっとした奇跡だった。
みんなデリーがつまらないと
いうので私も
つまんないと初日でいっちゃった。え



●10月20日
ポケモンで歌うっていう技を持っているのは
なんていうポケモンだったけ。
今日は朝から張り切って
コンノートプレイスという
デリーの最も頑張っている場所に
行きましたが
朝が早すぎて店は全部
閉まっていました。
仕方なくベンチに座ったり
あっちへいったりこっちへいったり
しているといつものように
色んな悪い人達が
笑顔で話しかけてきました。
今日は新技として「歌う」を
使ってえいえんに昔小学校でやった"じゃあね”の歌を
歌いました。
「歌う」はかなり効果的な技です。
悪い人は基本
正常な人のまじめさや優しさを
利用してきますが
こっちが異常になると
近づくのを恐れる人がほとんどです。
たとえなにか言われても
歌い続けます。真顔で。
それがすこし感情を込めて。
♪思い出してごらん
あの日のこと 嬉しかったあの日ーのーことー
でーも、それも、もうすーぎさって
じゃーね じゃーね じゃーね♪
一番頑張った悪い人は
私が歌い終わるのをずーっと
待ちながら私の前を
歩きまわって
様子を伺ってきました。
でも私はこの歌を
エンドレスでリピートできる力が
あったので とにかく
その人に気づかないフリで真顔で
歌い続け、一進一退の攻防は30分以上続きました。
この技の弱点は歌い疲れるというのがあります。
声をかけられてからいきなり歌うより
常に歌っていたほうが変になれるので
2時間以上歌ってたら
だんだん歌詞的にも欝になってきて
あごもつかれます。
でもなにも大声で歌う必要は
ないのです。
半径5メートル以内の人に
私の出す異常さが伝わればOKです。
けど同じ場所で
ずっと歌っていたものだから
ついに遠くの警察の人が
怪しいなという目で
じっと見てきます。
見知らぬ外国人が知らない言葉で
常に歌っているというのは
たとえインド人でもすごい
脅威かと思います。
私は喉がかわいて2度も同じマックに行って
水分補給をしました。
私は悪い人に声をかけられて不快になるより
愉快に歌っているほうが
いいです。
次に歌うときは
もっと選曲を考えようと
思いました。

タイに行きたいのに下痢なんですね。
移動の前後にそうなるのです。

中国への飛行機もつらかったなー。
あとたったの一週間なんだから
頑張ってからだ。●

パヤルホテルにはサディールさんという親しみやすいオーナーがいる。

そしてとても朽ちてるゲストブックがあった。

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〈旅の情報は宝だ〉



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デリーちょびっとしかいなかったな。。。




***

デリーからバンコクへ。




デリーから空港に向かう時、時間もないのに
運転手は、ガソリンがやばいと言った。
嘘かもしれないと思ってそのまま走れと言った。

いつだってそう。
強盗にあうか、私が強盗みたいに振る舞うか、という世界にさせてくれるインド。
本当にガソリンがやばかったら
その時はその辺の別の車をつかまえようと思った。
インドはワイルドに!!



●10月?日
どうして空港はいつも
新しいアイデアに溢れているのでしょうか。
飛行機に乗るたびに考えます。
デリーの空港はインドとは思えない
綺麗さでした。
そしてトゥクトゥクなどの怪しいのもいない
信頼のおける唯一の空間。
わくわくでした。
トイレは床を舐めても
病気にならないってくらいの
先進国をぬきそうな
綺麗さで
私は初めて掃除のひとに
ありがとうと言いました。
思うに、
空港が綺麗なのは
人間が空をとぶことを
特別なことと考えている
証拠だと思います。
インドみたいな途上国でさえ
こんな風に綺麗なものを
作っちゃうんです。
私は空港が廃れる時代には
人々はきっと空をとぶこと以上の
新しい技術に力を
かけているんだと思います。

インド人は自分のテリトリーからでたら
超弱いと思う。
なんにもできないような
インド人が飛行機で隣だった。
いつもはお金をまきあげるけど
自分が旅行者になると
困っちゃうって感じ。
なので暇すぎる彼に
ずっとセクハラされるはめになりました。
私はなんどもその手をどけては
注意しましたが
彼は寝相を装って
何度もしてきたので
怒りでふるえた。
それまでは良い人そうに話してたのに
またこれです。最後までこれです。
くそばかやろう。●




沈没宿

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パヤルホテルに泊まった。ドームは200ルピー。
Main Bazar Road, New Delhi and NCR


ナンキン虫の噂をきいてしまい怯えていたら寝れたもんじゃなかった。
マラリヤも怖かったので
扇風機の風に最も当たるところのベットで、
色々な種類の虫や菌たちから距離を置く努力を惜しまない。
とにかくゲストブックが充実していたので
日本人のはらはらドキドキの旅をおつまみに沈没していた。
インドは奥が深い。
世界のバックパッカーはおもしろい。

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2度目のバンコクへ。

サポートしていただいたら美味しいものを食べてもっといいものを書きます。