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翻訳できない日本語「積ん読」

みなさんこの本ご存知でしょうか。

外国語学部出身の私としては、これは買わねば!!と思い知ってすぐ購入したものの、買って満足し積ん読状態でした。今回、ふと思い立ち読んでみると、ステキな気持ちになリました。

この本は、イギリス在住のライター・イラストレーターのエラ・フランシス・サンダースさんが、翻訳できない言葉を集めたものです。翻訳できない、とは、「りんご=Apple」のように、一対一で英語に翻訳できないものです。

日本語では、「ボケっと」「積ん読」「木漏れ日」「侘び寂び」が記載されています。確かに、朝ドラのカムカムエブリバディ 岡山編で、Mr.ローズウッドさんが、木漏れ日は英語に無いのです。って言ってましたね!思い出しました〜。

私がほほーっと思ったのは「積ん読」です。
確かに、積ん読、って言われると、読みたいけど積まれている状態がよく表されてる気がしますよね。(私だけかしら…) それを1単語で表わすことができるってすごいな、と改めて思いました。

私は、すごく積ん読してしまうんです。。とりあえず買って満足。読めないなら買わなきゃいいのに、本屋やAmazon見てるとつい買っちゃうんですよね。。気分で、今日はこの本だな、今日はこれだな、って選んでる時間がとても至福です。

他にも、イタリア語、ロシア語、ドイツ語から、ウェールズ語、トゥル語、ワギマン語など聞いたことないような言語の単語まで記載されており、とても楽しい本でした。著者はイラストレーターもされているので、挿絵もとても可愛いのです。

私は密かに娘の絵本棚に潜ませてます。将来もう少し絵本が読めるようになったら、手にとって外国語に興味を持ってほしいな。

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