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【読書/本屋大賞6位】君のクイズ/小川哲

今回はこちらの本をご紹介。
そういえば記事に書いてなかったー!と遅ればせながら投稿です(笑)

あらすじ

面白すぎる!! 驚くべき謎を解くミステリーとしても最高だし、こんなに興奮する小説に出会ったのも久しぶり。
頼まれてもいないのに「推薦コメントを書かせて!」とお願いしてしまいました。
小川哲さん、ほんとすごいな。
――伊坂幸太郎氏

一度本を開いたらもう終わりだ。面白すぎてそのまま読み切ってしまった。
熱くて、ワクワクして、予想もつかない感動が襲ってくる。
ミステリーでも、バトルものでも、人生ドラマでもある。
でもそれだけじゃない。ジャンルはたぶん「面白い小説」だ。
――佐久間宣行氏

   *    *     *     *
『ゲームの王国』『嘘と正典』『地図と拳』。一作ごとに現代小説の到達点を更新し続ける著者の才気がほとばしる、唯一無二の<クイズ小説>が誕生しました。雑誌掲載時から共同通信や図書新聞の文芸時評等に取り上げられ、またSNSでも盛り上がりを見せる、話題沸騰の一冊です!

ストーリー:生放送のTV番組『Q-1グランプリ』決勝戦に出場したクイズプレーヤーの三島玲央は、対戦相手・本庄絆が、まだ一文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たすという不可解な事態をいぶかしむ。いったい彼はなぜ、正答できたのか? 真相を解明しようと彼について調べ、決勝戦を1問ずつ振り返る三島はやがて、自らの記憶も掘り起こしていくことになり――。
読めば、クイズプレーヤーの思考と世界がまるごと体験できる。人生のある瞬間が鮮やかによみがえる。そして読後、あなたの「知る」は更新される! 
「不可能犯罪」を解く一気読み必至の卓抜したミステリーにして、エモーショナルなのに知的興奮に満ちた超エンターテインメント!

Amazonあらすじより

所感&クイズの臨場感がすごい!

クイズ番組の中でも、東大王とか頭脳王とか、訳のわからんスピードでボタンが押されるのを見るのがとても好きな私。この本は、その臨場感そのままに、クイズする人ってこんな事考えてるんかなぁと思わせてくれます。

手に汗握るハラハラ感、また今回のお話はあるクイズ大会での問題を一問一問振り返る形になっているので、スラムドックミリオネアをちょっと思い出しました。

こちらはその原作。

要所要所にクイズの問題も散りばめられていて、本当に知的好奇心をくすぐる楽しい小説でした。終わり方は賛否両論あるのかな。

そこを含めても楽しい読書体験でした。
ぜひ、クイズ好きな方もそうでない方も、興味を持たれた方手に取ってみてください(^^)

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