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本棚本ラジオ

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【本棚にある本を片っ端から紹介するラジオ】はじまります! 略して「本棚本ラジオ」 noteで連載中の「本棚にある本を片っ端から紹介する」のラジオ版です。 あなたのほんのちょっと…
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2024年4月の記事一覧

【本棚本ラジオ第38回】憧れの着物姿、シーラさん

【本棚本ラジオ第38回】憧れの着物姿、シーラさん

*今回の本*
シーラ・クリフ著『シーラのきものスタイル』(東海教育研究所、2018年)
(本棚本Season1 No.55)

*こんなふうに着物を着てみたい!*
ほんとにすてきなんですよ!
着物、とか、洋服、とか、そういうことにこだわらずに全体をコーディネートできるのは、それだけ着物に造詣が深くて、根元にある”なにか”にマッチしたアイテムを選べるからかな、と思います。
いつかこんな着物コーディネ

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【本棚本ラジオ第37回】知識の危険さとキケンな美味しさ

【本棚本ラジオ第37回】知識の危険さとキケンな美味しさ

*今回の本*
有川浩著『キケン』(KADOKAWA、2016年)
(本棚本Season1 No.80)

*飯テロのはずが知識の制御の話に*
なってしまいました。
台本なしでしゃべっているので、こういうことがままありますが、改めて『キケン』という作品の表裏を見た気がします。
知識は人を生かし、知識は人を殺す、という当たり前だけれど大切なことですね。

*このラジオは*
「本棚本にある本を片っ端から

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【本棚本ラジオ第36回】オム・ファタルとしての高里要

【本棚本ラジオ第36回】オム・ファタルとしての高里要

*今回の本*
小野不由美著『魔性の子』(新潮社、2012年)
(本棚本Season1 No.60)

*前にも話した気がしますが*
今回話しながら、「この話絶対どこかでした」と思ったんですけど、本棚本ラジオ30回でした。
うん、泰麒っていうとこの話になっちゃうんだよねぇ、最近。
物語の装置として、というとあれですけど、装置である間の泰麒って、ほんと魔性だと思います。

*このラジオは*
「本棚本に

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【本棚本ラジオ第35回】翻訳できないから世界がひろがる

【本棚本ラジオ第35回】翻訳できないから世界がひろがる

*今回の本*
エマ・フランシス・サンダース著 前田まゆみ訳『翻訳できない世界のことば』(創元社、2016年)
(本棚本Season1 No.32)

*表現のふしぎ*
”その気持ちを知っているのに、言葉にできない”という気持ちが、他の言語ではちゃんときまった表現があると知ると、ふしぎな気持ちになります。
なんでわたしの言いたいことを、一言で表現できるの?
世界の言語は、たくさんの共感と発見にあふれ

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