■当り前のことを一所懸命にやる
これは、
お付き合いさせて頂いている
クライアントの担当者の言葉。
彼は仕事柄、
最前線のプロデューサーやビジネスマンと
多く接している。
そんな彼が
超一流と言われる人の仕事に対する姿勢に
共通して感じていることが、コレだそうだ。
当り前のことを一所懸命にやる。
たぶん、
どんなことにでも、
きちんと向き合い、
自分のできる限りの手を尽くす
ということなんだと思う。
重要なのは、「やる」というところだ。
受けたことは
忙しかろうが、辛そうだろうが、兎に角やってみる。
きちんと考えて、
考えたことは、一つ一つ、本当にやってみる。
自分で予め境界線を設けて、流さない。
でも、これって、言うのは簡単だが、
実際にやるのは大変なことだと思う。
考えてみれば私の場合、
新しい話や業務が来た時すぐに、
ここまでなら少し苦労すればできるが、
ここから先は大変だな、
(未経験の領域だな)
(リスクが生じるな)
という境界線を見てしまう。
そして、ともすれば
ここまでやってみせれば、
(たとえ駄目でも)
相手が納得するだろうな
と、弾着を考えたりするものだ。
しかし、
実はその境界線こそ、
今の自分の器の限界ラインなんだと思う。
特にいい年齢をこいていると、
境界線を超えるのは非常に怖い。
でも、
この境界線で止めるという行為こそが、
自分の成長のチャンスを潰しているのかもしれない。
きっと、
一流と言われる人たちは、
境界線を考えないのだ。
だから、
自分の器や仕事の規模がどんどん拡がっていったのだろう。
だから、
結果的に、一流の仕事ができるようになったのだろう。
こんなことを教えてくれた
クライアントの担当者は、私より一回りも若い。
だけど、
こういうことを考えて頑張っている人は、
クライアントだとか、若いとか関係なしに尊敬する。
最近、その人のために精一杯やって、
自分もそのエネルギーを借りて
年齢に負けずに限界ラインを越えてみようかと考えたりしています。
(怖いけど・・・)