森の卵から蟹の怪*カニノツメ
森の径に白い卵がいくつもあった。その卵はすこし柔らかそうで、しかしなかなか孵る様子を見せない。いったい何が生まれるのか?観察を続け見守ったところ…。
蟹の爪だけがにょっきり生えてきた!!
これは卵から出てくるきのこで、その名もカニノツメ。見たまんまかーい!色あいもまさしく甲殻類を茹で上げたそれ。面白くて大好きなきのこです。蟹の爪で挟んでいるのは胞子が含まれたグレバです。グレバについてはキヌガサタケの記事でも書きましたね。あれと同じでべたべたして臭いやつです。
キヌガサタケの記事はこちら↓
ウッドチップが撒かれているような場所に卵がかたまりになっていたりするので、タイミングを逃しても後日行けばまた会えるかもしれません。
それにしても、カニノツメの卵って何を言ってるんでしょうね…。なぜカニノツメタケとかにしないでズバリそのままの名前付けたんだ?
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