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NEWSの皆さんへ -音楽ツアー感想在中-

拝啓 肌を撫でる風が冷たくなってきたこの頃、いかがお過ごしでしょうか。先日までのツアー、大変お疲れさまでした。完走おめでとうございます。私事ですが、宮城公演に参加させていただき、お腹いっぱい「音楽」をいただきました。素敵な時間を提供いただき、本当にありがとうございます。

皆さんを拝見するのはWORLDISTA以来でした。あの公演からこれまで、たくさんの変化がありました。皆さんはもちろん、それに伴い私の感情も揺れ動きました。応援する、ファンでいる、とはどういうことなのか自問自答し、答えを持たないまま過ごしてきました。

今回参加して思うのは、不出来なファンである私を許してほしい、ということです。まっさらな状態で当日を迎えたといっても過言ではありません。これが最後のNEWSかもしれない、と頭をよぎったのも事実です。
それでも、そんな思考はすぐに飛び去りました。皆さんが現れてから、それはもう、一瞬で。私が単純だからでしょうか。いや、それよりも。
皆さんの姿がまぶしくて、力強くて、儚くて、愛おしくて。釘付け、とはこういうことなのですね。私の知っている、けれど知らないNEWSの姿がありました。ああ、かなわない。そう思いました。結局私は皆さんが大好きで、応援することをやめられないのです。苦しい時があっても、戻ってくるのです。

これまで、私は加藤さんのファンだという認識が強くありました。担当、という表現をするなら昔も今もそれは変わっていません。変わることもないでしょう。
ただ、それに加えて、NEWSというグループそのもののファンだという気持ちを新たにしました。これまでそうじゃなかったのかと問われると、そういうわけでもないけど、と非常に曖昧な答えになってしまうのですが。とにかく、パフォーマンス、一人ひとりの個性、全体にぐっと惹かれているのです。

小山さんの低音が心地よく。私の知らない小山さんのようで、「慶ちゃん」は健在でした。食べているの?と思うほど細身で、日焼けして、チャラっと音がしそうで、優しくて。

増田さんの多面性にはいつも驚かされます。いつからこんなにもいじられキャラになったのだろうと思いながら、この人の引き出しの多さが広まってほしいと願い。でも知られたくない気持ちも覗いて。

加藤さん。歌って踊って喋って、書いて。加藤さんの表現に触れれば、あなたのことを少しでも知れるのでしょうか。そうではない気がします。どこまでいっても、あなたがどんな人なのか分からない。今はそう思います。こういうところが好き、と言うのが難しいのです。理屈抜きにして、加藤さんに焦がれています。何をすればあなたのためになるのか分からないけれど、これからも担当と言わせてください。

いよいよ20周年イヤーになりますね。10代だった皆さん、35を過ぎて大人になりました。かっこいい、大人に。
たくさんの人にNEWSの魅力を知ってほしい反面、もう知っている人だけで一人(?)占めしたくもなります。これからも、皆さんは私にいろいろな感情をくれるのでしょうね。楽しみであり、少し怖くもあります。それでも、ついていく。そう決意を新たにさせてくれたライブでした。

いつもファンを想ってくれて、ありがとうございます。

これからますます寒くなりますので、どうかお体に気を付けてお過ごしください。

敬具

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