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ゴッドじゃないマイ・ファーザー

皆さんこんにちはこんばんは。今日の東京は晴れ。

そろそろ私の子ども時代や家族についても触れて行こうかなと思います。

私の両親は私が10代の頃に離婚しています。理由は父親が家族を大切にしない人だったから、だと思います(今でもあやふや)。

父との思い出はあまりありません。同居こそしていましたが、殆ど会話という会話をした記憶がないのです。
こう書くと冷徹な父親像を想像されるかもしれませんが、単なる甘えん坊なのです。
子どもの面倒は母親が見るもの。家族は助けるべき存在じゃなく自分を助けてくれる存在。 

彼は私や兄や姉や私が何を好みどんな思想の持ち主かまるで興味がないようでした。
それを分かっていたのでこちらから何か個人的な話をする事もなければされる事もありませんでした。
会話が通じない相手とみなしてしまったので、父が頭の悪い発言をしてもわざわざツッコミを入れたりしませんでしたし。

幼稚園ぐらいの幼い頃は母に「なんで離婚しないの?」となんともKYな質問を単刀直入に投げ掛けたりたりもしましたが(子どもの目にもあまり良好な夫婦関係に見えなかったので。父親の借金も母が返済していたし、会話も弾まないようだし、なんか、つまんなくないのかな?って)、
愛情深い母はそこまでの決断に至るまで時間が必要だったようです。きっと2人の間には2人にしか分からない絆があったのでしょう。

ちなみに離婚を知った時のきょうだいの反応は

兄(成人済み)「ショック。傷つけられた」

姉「ヤッター!ラッキー!」

私「へー(無感情)」

と三者三様でございました。


母は今でも今でも父を気に掛けています。何故ならそういう人だから。としか言いようがありません。

私は残念ながら父の甘えん坊気質を引き継いでしまっているので、肉親だからといって特に濃い絡みをして来なかった父にそこまで愛情がなく、冷たいと自覚しています。

ただ、どんな形であれ楽しく生きてほしいな。
その気持ちは嘘偽りなく本音です。

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