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初恋②

お久しぶりの投稿となります。少し鬱気味でふせっておりました。チョコキャです。

続き。
彼はとても寂しがり屋な人でした。体を重ねると、どうしてか私を主に精神的に求めるように求めるようになりました。
こういうのって(性行為をした相手に恋してしまうみたいな)主に女性の方が多いと思うんですけどね。

明け方電話で叩き起こされては「病院の検査結果が不安だから付いてきてほしい」と呼び出されたり、そして離れたくないから泊まっていってほしい、などというゴネられ、それを受け入れたり。その次の日も誘われましたが精神薬を持ち合わせてなかったのもあり流石にそれは断りました。

毎日電話したいけど今会社用のスマホしかないからこっちから掛けると会社に怪しがられる。だからそっちから電話掛けてこい!と指示された月の電話料金については考えたくないです…。

観覧車の中であんな事やこんな事をしたり(揺れる)、真夏に弾丸で名古屋に旅をしたり。
期間は短かったけれどとても彼は私に心を開いてくれたし、私も恋人とは名の付かない関係でしたが彼を好きでした。

ここまで書いてお分かりだと思いますが非常に流されやすいんですね、私という人は。

そして自分は好きになるととても尽くすタイプだというのも知りました。彼の排泄物が付着したパンツを手洗いしてあげたり(介護かな)、他の人なら絶対無理だと思う事もその人には当たり前のように出来ました。

求められると嬉しい。父と兄との関係が決して良好とは言えなかった私は、彼から初めて男の人からの多少歪な形ながらの愛をもらったと思っています。

その後は喧嘩別れのような形になりましたが。

その人とまた話がしたく先日電話をしました。
「二日酔いだから今日は無理」と断られ若干腹が立ちつつも(マイペースなその人らしい)とりあえず今は元気そうで良かったです。

少し前まで私はずっと彼を忘れられないと思い込んでいました。しかしそれは電話したいと思った理由にも繋がるのですが、大きな間違いでした。いずれその内容も記事にしますね。

簡単に書くとこれが私の初恋の全貌です。
旅の別れ際電車のホームでキスしたり、端から見れば良い大人が何やってんの?と痛々しいカップル全開だったでしょうが、失われた青春を取り戻せた気がしました。


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