ほんとにいきぐるしいですねぇ

某駅の改札を出てすぐのところにあるUNIQLO。
店内がとても狭い(当然品揃えも少ない)せいか、店頭に長机みたいなのを出してその上にも商品を並べている。以前はそこで通行人に呼び込みをしていたのだが、今は“声を出す”ことができないからか店員さんは立っているだけ。(日陰とはいえ夏は暑くて大変そう)

そこに、今日はほんのりと人だかりができていた。なにかしらと気になって通りざまに目をやると、例のアレが再販していた。

エアリズムのマスクである。

そういえば、その店頭のスペースには“エアリズムマスク完売 次回入荷は未定”という貼り紙がずっとしてあった。発売日(いつだったっけ?もうすっかり忘れている)には駅構内まで人が並んだり結構な騒ぎだったらしく、それ以来混乱が生じないように書かれていたらしい。
ネットなどで手に入れた人たちの体験談によると「エアリズムなのに涼しくない」とか「思ったより暑い」などとあまりいい評価がされてなかったような気がするのに、それでもなぜか完売が続いていて不思議だなぁと思っていた。

その大人気商品が、再販していたのである。
へええと思って近づいてみると、二、三人が品定めをしていた。といっても直接さわることはできず、それぞれのサイズが開封されて陳列されているのをビニール越しに目視するのみなのだが、それを見てじっくりと吟味している様子。
エアリズムの肌ざわりは他の商品でよくわかっている。涼しくないというレビューも脳裏をよぎったが、冷感はさほど期待できなくてもサラッとした感触、吸汗性や速乾性はコットンを上回ることがあるのは体感しているし、おそらくまだまだマスクの日々は続くだろう(つまりは夏以降のことも考えて)と思って手にとった。サイズは迷ったけれどMに。(自分の顔のデカさを思い返してMとLと両方買ってもよかったかなとあとから思ったけれど、決して見栄を張った訳ではないの!覆う部分が広いとそれだけ暑さも増すかなと思ったからだし!!、、、まあいいや)

ふだんはお手製の布マスクをとっかえひっかえして使っているが、どれも柄入りなので、真面目そうに見えねばならないとき(どんなときよ?)とか服の柄の主張が激しいときはこちらもローテに入れようと思う。どうしたって化粧がついてしまったり、この季節は汗も気になるしで、なんだかんだあれば重宝するのでね。
ほんとはこれ、白だけじゃなくピンクだといいのにな。なんでUNIQLOは白一色しか出してくれないんだろう。白とピンクと水色と三色展開にすればますます売れそうだしいいなぁと思うのだけれど、販売戦略がわからない。

不織布のもあるにはあるのだが、どうも“使い捨て”というのがもったいないと思ってしまう貧乏性な私。不織布のを洗うくらいなら布のを洗って使おうかと思ってそちらはストックしてある。(アベノマスクは、、、どこかにしまわれている)また普通に買えるようになったからか不織布マスク人口が増えているようで、逆に布マスクの人はあまり見かけなくなった気がする。特にスーツ姿の人とか、バリバリ働いてそうな女性はほぼ不織布派かな。逆にスーパーで買物をしているラフな格好の主婦っぽい女性(こういう表現は語弊がありそうだけれど)とか、ご年配の男性は布マスクをしている傾向(あくまでわたし調べ)。


まぁ、柄が入っていると服装とのコーディネートとかも気にしないとならないからなぁ。先日、グリーンのボタニカル柄のワンピースと全く同じ柄のマスクをしている女性がいて、なんていうか、、、全身植物園(失礼でごめんなさい)って感じだった。顔の一部が服と同じ布で覆われているだけで、こんなにも“ガラ(柄)ッ”とイメージが変わるんだと驚愕した。有名なブランドのテキスタイルなのかもしれないけれど、服とマスクが完全一致というのは、オシャレを飛び越えてしまうというか、思った以上にインパクト大なんだということを学んだ。

やはり職場では無地なものが無難、ということなのだろうか、、、(特におかたい職種などの場合は)知らんけど。

一方では、こんなふうに“マスクで広告”なんてキャンペーンもあったり、某政治家が自分の選出区の地名が入ったマスクをしていたり、なんてことも。

いずれにせよ、まだまだマスクの日々は続くよいつまでも、ってことなのだなぁと思うとちょっと憂鬱。ほんとはマスク大嫌いなので。

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