見出し画像

夏がはじまるね

確かに今日は暑かった。

あんまり蒸すので仕方なくクーラーをつけたのだけれど、なかなか涼しさを感じなくて、罪悪感にかられながら設定温度を23℃まで下げた。
わたしはそんなに暑がりではないし、例年クーラーもそこまで低い温度にはしてないのにな、あ、クーラーの掃除を怠ってるからか、なんてぼんやり考えつつ、生産的なことをしてないのに電力を浪費してるなと思いながら数時間すごした。
暑いと感じたらためらわずにエアコンを使ってください、とかメディアなどでいってるみたいだけどさ、じゃあその電気代は誰が負担するのって話になるわけ。ためらわずに使って、翌月電気代で目をむくのはほかでもない自分自身だ。お年寄りがクーラーをつけないのは暑さを体感しにくいからとか、我慢強いからではとかいわれているけど、この問題の背景には節電志向というか、湯水のように電気を使うことへの不安があるんじゃないのかと思ってしまう(少なくともわたしはそうだ、まだお年寄り世代ではないけど)。

暑がりになったのは太ったせいもあるのかなとむしゃくしゃしながらネットニュースをひらくと、本当に今日は気温が高かったことがわかる。自分の肌感覚よりも、報道されている文字で、あ、今日はことさら暑かったんだねと“仕方なく”つけていた行為には正当性があったんだと自分を納得させている。


モノであふれている部屋はそれだけで暑く感じると、そういえば母にも言われていたっけ、それならこういうときこそ断捨離だわと汗をかきながらまた部屋を片づけよう。


今日サヨナラしたものたち【不定期シリーズ】

★THANNのギフトボックス
かなり前に、お世話になっている方からTHANNのボディケアセットをいただいた。ボディオイルとかはもうとっくに使い切ったけれど、しっかりした布張りのかなり豪華なBOXは「何かモノを入れるのにきっと使う」というありがちな謎の使命感で捨てられずにいた。モノをしまおうと思いながら、その箱じたいがしまわれていたのでは意味がない。デザインもシックで、きっとこういうのが好きな人はハイセンスなんだよなと思いながら、自分のテイストではないから無理に使おうと思うのはやめることにした。それに気づくのに数年かかったが。あまりにしっかりしているので、箱を壊すのにかなり力がいりそうなので、そのままさようなら。中に入ってるこれまたオシャレな緩衝材もそのまま。こういうの、絶対好きな人いるよな、と思いながらメルカリに出品しようにもかさばるので送料がかかるし、その“こういうのが好きそうな誰か”を知り合いからピックアップしてさしあげる、というミッションも果てしなさすぎる。使いこなせなくてごめんね、ありがとう。

★シルバーのトートバッグ
コロナ禍以前に勤めていた仕事場によく持っていったもの。駅ビルで手頃な値段で売られていて、ほどよくメタリックな質感(伝われ)がちょうどいいと思った。奇しくも、そう、あの頃はシルバー世代にめちゃめちゃ翻弄されていて、noteにも何回かそこでのできごとを書いていたな。結局そのシゴトを辞めて、コロナ禍も長引いて“出社”どころか出歩くこともあまりなくなった。昨年コロナが落ち着いて別のシゴトに出向くときはそのバッグは使わなかったので(用途的に合わない)使わずにほっぽいておいた。そのバッグを見ると当時の会社でのブラックな(そこはシルバーではない)あれこれを思い出すので捨てようと思いながら、ときおりバッグが目についてその思い出のかすかな痛みを感じることがクセのようになっていた。今、別のお仕事をはじめて、何回かそのバッグを使ったが、せっかく新しいお仕事なのに前の思い出が染みついている?バッグを使い続けるのはどうなんだろう?なんて思いながら再点検したら、持ち手が傷みはじめていることに気づいた。べつにめちゃくちゃ気に入っていたわけじゃない。ちょっとしたシゴト道具を入れて出かけるという点で使い勝手は悪くなかったが、そこまで思い入れはないはずだから今がきっとサヨナラのとき。あのときは辛いことたくさんだったね、その通勤中、文字どおり寄り添ってくれたことに感謝しながら。

★CANMAKEのリキッドアイライナー
まだ描ける!とも思ったけど、そもそも夏にボルドーはあまり使わないなと決断。コスメも使いたいものが渋滞している。ようやく少しずつ外出の機会が増えたのだから、色んなメイクがしたい。プチプラなのだからケチケチせずに入れ替え。外出の機会が増えるということは、ドラッグストアとかで新商品を目にする機会も増えるということ。そりゃ、新しいのを見たら欲しくなっちゃう可能性も高い。だから、無理にカスッカスになるまで使う必要はないんだよ、と自分を納得させる。

★ドレッシングとお酢
これはまあ消耗品なのだけれど、キッチンもちょっとモノを減らさなきゃと思っていたところでちょうど使い切った。5人家族だったわたしは、調味料の賞味期限なんて考えたこともなかったが、1人だととにかく消費のスピードがゆるやかになる。それでもやっぱり特売してたり、ちょっと変わった新しいドレッシングが出たりしているとおうちサラダを充実させたい(たとえレタスだけでもドレッシングが違えば別モノになるよね)と思ってついつい手が伸びてしまう。けれど複数になると場所もとるし、気がつくと賞味期限が切れているなんてこともしばしば。だから今回は買ったものをパワープッシュして、スピード感を持ってかなり贅沢に使いまくった。おいしかったけど、ずっと同じ味だと飽きちゃうのが悩ましい。これからは夏場なので一番飽きがこないお気に入りのごまドレ一択の生活になると思う。
あと、お酢もなかなか使わなくてずーっとキッチンの片隅にあるのが気になっていた。ちょっとくらい残っていても捨ててしまえ、という気持ちもあるにはあったが、ここでも昭和生まれのMOTTAINAI精神が邪魔をした。久しぶりにあんかけ焼きそばを食べたので、これも惜しみなくじゃぶじゃぶとかけて(健康にもいいだろうし)使い切り。
瓶類が2本なくなるだけで結構スッキリする。あ、でもキャロットラペを作りたかったんだ、お酢また買ってこなきゃだよね、、、(また買ってもしばらく使わないってことになりそう。レモン汁で代用できるかなあ)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?