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月に想ふ

久しぶりに夜空を見上げたら、雲の切れ間にお月さま。
スマホのカメラなのでピン甘な朧風ですが、肉眼で見たほうがスッキリと凛としてて、輪郭もちゃんと見えました。結構まるかったから明日か明後日は満月かなと思ったら、やはりそうですね。ウルフムーン、あれそういえば狼男って月は関係あるのだっけないんだっけ、最近いろんなことの記憶が曖昧になっているように思います。
というか、毎日毎日些末な情報が多すぎて、たいせつなことに限って(べつに狼男のエピソードはそこまでたいせつではないか)ぽろぽろと抜け落ちてしまっている気がします。

それならば、できるだけ不要なことは頭から追い出したいのだけれど、なかなかそうもゆかないのですよね。こんなふうにネットで何でも調べられたり、ありとあらゆる情報が流れてきたりする前のわたしは、例えば満月の名前がどうなのかなんて全然知らなかったけれど、そのぶんただ月を見て綺麗だなぁと感じられていたような。どちらがいいとかいうことではなくて。


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なかなかの存在感でかなりびっくり


こんなふうに、日常にはいろんな刺激が転がっていて、それに対してわたしはどうもあれこれ反応しすぎてしまいます。それはそれで面白くもあるのだけれど、やっぱりいちいち感情が動いてしまうと疲れてしまうのも確かで、もうちょっとぼんやりとしていたら(決して自分がクリアだとも思ってないけど)生きるのが楽なのになぁとも思います。

1月も末、もう節分。先が見えない状況であっても、わたしの日々は限りなく平凡であっても月は満ち欠けをくり返し季節はどんどん流れてゆくのですね。

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