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シャインマスカット、初めて食べました


こんにちは、ショコラリスト®︎サユリです。  

シャインマスカットの季節ですね。
1パック2000円近く、シャインマスカットのショートケーキが一切れ(ワンホールではなく)1000円超えは当たり前……の相場だそうです。

実はわたし、葡萄🍇は赤しか興味がないので、シャインマスカットが市場に出回っても、全く目に入りませんでした。

ところが!
わたしの食べたい赤葡萄が品切れです。
代わりに、旬のシャインマスカットが大量入荷で、しかも1パック1000円ほど。通常の半額くらいだったので、試しにと購入してみました。

色ツヤも良いし、粒にも張りがあって、フォトジェニックですよね。まぁ、食べる前にまずはフォトセッションです。

う、美しい!

この写真にもう少し、遊びを加えたかったので、目玉グミをお目付け役として置いてみました。

こういうことをしていると、楽しくて止まらなくにる性なんです……

ちょっとシュールでしょ?

目玉グミはハロウィンの残り物ですが、可愛いので通年で常備したいところです。


まぁ、こちらのお菓子は、わたしにとって縁日的なエンタテインメントなんです。

で、撮影しながら一粒、シャインマスカットを摘んでしまったら……


おおおおお!
なんたる美味。芳しい香りとジューシーに弾ける果肉に驚かされました。


上品で華やか、これぞ世に言われるマスカット香なんですね。ほら、ソムリエや茶師がよく使うワードです。チョコレートのテイスティングでも稀に使われることもありますが、わたしの語彙が実感を伴った味覚と一致した瞬間です。

以前に参加したチョコレートのイベントにて、ショコラティエ〈トシ・ヨロイヅカ〉の鎧塚俊彦さんが話されていた言葉も、今になって、やっと腑に落ちました。

シャインマスカットのショートケーキに何も考えずにコーヒーなんか合わせるな。紅茶に決まってるだろ。


おそらく、そういうお客さまも多いんだろうなとの印象を受けましたが……おおっと! それってわたしのことかも? 汗

チョコレートとコーヒーが好きなので、カフェで頼むのは常にコーヒー。たまにカフェインレスのハーブティー。

紅茶という選択肢がなかったのは、シャインマスカットという選択肢がなかったのと同じわたしの世界観でした。


でも、今回、赤葡萄🍇の売り切れのおかげで、ひとつ、新しい味覚の体験をしました。これはぜひそのうち、シャインマスカットと紅茶🫖のマリアージュまで発展していくでしょう。

こちらはカフェコムサのシャインマスカットのショートケーキです。一切れ1400円。コーヒーも頼むと2000円に。
あ、すいません鎧塚先生……紅茶、でしたよね。


さてシャインマスカットのさらなる美点は皮も食べられて、種もないことです。

種子のある葡萄は、種子はもうナッツ類だと思ってガリガリ齧っていたのです。何らかのビタミンEとかも摂取できるのでは?との期待も込めていました。

でもシャインマスカットには種子といった異物はないのです。これほどストレス無しで食べらる葡萄って、すごい!

今までわたしが食べていた葡萄がタオルならば、シャインマスカットはシルクのハンカチーフではないでしょうか。


こんな葡萄を創りあげてしまった日本の栽培技術は素晴らしいと、改めて思った次第です。


遅ればせながら、シャインマスカットの味を知ってしまったので、note に記させて頂きますね。

ちなみに、目玉グミを齧ると、弾けるのはイチゴ味のジェルです。見た目、ドキッとする血の色ですが……ご愛嬌で 汗笑

たまにはスイーツにもビタミンではなくって、ユーモアも欲しくなるものです。

お読み頂き、ありがとうございます。

食わず嫌いでは、味覚は進化しませんね。
冒険と好奇心、そして遊び心を忘れないようにしたいと思います。


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