スタバのケーキをこんなに網羅したのは人生で初めてだ
スターバックスのポイントカードを作った。
めっちゃ可愛くない!?!?
色々な種類があるから迷ったのだけれど、コーヒーカップって大好きで。
カップの絵柄にしようと思ったんだ。
通常1,000円チャージからのところ、これだけ2,000円チャージからでプレミアムだったのだが、余裕で使う予定があったから全然平気。
……と、渡されたら、カップの絵柄じゃない!!
形がカップだ!!!
他のカードと一緒に持ち歩きにくいという懸念点はありつつも、可愛いに対する嬉しさが勝る。
そもそも普段はアプリ連携でスマホを出せばいいので、別に持ち歩く必要は無い。アプリにも、しっかりこのカップが表示される。可愛い。
めちゃくちゃ皆に自慢した。
今までの会社員人生、昼食後のお茶タイムに毎日ドトールへ通っていた。
けれど今は行けなくなってしまって。
近くにあるのがスタバだから、さすがにそういう関係は終わると思っていた。ほら…値段がさ。
けれど、なんか意外とスタバでも続いている。
時々参加する、くらいの人の方が多いけれど、私はその時間が好きで毎日通ってしまっている。
それどころか、モーニングでスイーツも楽しんでいる。
今は毎日noteを書いているのだし、1日1つのスイーツについて気持ちを込めて込めて語ろうと思っていたのだけどさ。
書きたいスイーツが実はまだまだ、まだまだあるのだよ。
シャインマスカットとかも残してあるんだけど、まだ書いて大丈夫???
そして11月になったら、各お店、また美味しそうなスイーツが次々に登場する。もう、出し惜しみしている場合ではない。
既にいくつかは書いたものの、ちょこっとまとめて、スタバの素晴らしいスイーツについて語らせてくれ。
アメリカンアップルパイ
イートインで「温めますか?」と言われたのなら、温めてもらう。
その方が、きっと美味しい。
温かいと、香りも立つ。
シナモンをはじめ、スパイスたっぷりな甘い香りに包まれて、席に運ぶまでにも幸せに浸れる。
ごめんね周りの席の人達、朝からこんなに素敵な香りを振りまいちゃって。
シャキシャキで柔らかな甘みたっぷりの林檎が、隅々まで満ちていて。どれだけ贅沢なんだ。しかも大きさがヤバい。
私の人生を振り返ってみても、ここまで大きな林檎のアップルパイってあったかどうか…。
「どうだ美味いだろう!!旨いだろう!!凄いだろう!!?」
林檎の自分はココにいるんだぜアピールが半端ない。
溢れ出てくる。
林檎だけでも十分に美味しい。
けれど、これはアップルパイ。
パイ生地と合わさって完成する。より一層も十層も美味しくなる。
サックリの余韻を仄かに残しつつも、バターや林檎の果汁を染み込ませてややしっとりになったパイ生地。
表面の表面は空気も挟み、パリパリが残る。
これがパイ生地の下の方のしっとりと林檎のシャキシャキと混じり合い、そういうところも嬉しい。
「朝、スタバのアップルパイ食べてきたんですけど!!超美味しかったんですよ!!!」
朝一番に職場の人に伝えた。
お昼頃にももう一度言ったら「もう4回くらい言ってるよ」と苦笑された。ウザくてごめん……。
でも実際に店頭を通った時に「これが美味しいって話してたやつだよね、美味しそうだね」と言われたので本望である。
今、「スタバのアップルパイを食べた」と言うと、分かる人には「どっち?」と聞かれる。
どっちも。
フランス産アップルのタルト
ゴロゴロと入っていて縦に分厚いアップルパイに対して、こちらは逆を突き進んで超薄い。
普段はお昼ご飯はサンドイッチ等を持って行くが、その日は家に置き忘れてきちゃった。チャンスだと思った。
「すみません、今日はお昼ご飯持ってくるの忘れたので、(お昼食べる場所には行かず、いつもその後に行ってる)スタバでスイーツ食べてますね」
「あ、うん。…うん?えっっっ…アハハハハハ、ビックリし過ぎて言葉が出なかった。行ってらっしゃい」
笑われた。
近くにいた同じ職場の人達にも「お昼ごはんにケーキ????ハハハハ」と笑われた。
そうですよ~。
私にとっては朝ごはんも休日のお昼ご飯も、スイーツであることが普通のことなんですよ~だ。
どうやら一般的な「普通」では、スイーツは食事代わりではないらしい。
スタバのスイーツはこだわりがわりと尋常ではないので、必ずホームページの説明をチェックする。
”コンポートがEU産、スライスはフランス産のアップル”
あ~、そう。産地にまでこだわっちゃう。流石だ。
ぶっちゃけてしまうと産地なんていうのは、「美味しければいい」という人にとっては、まあどうでもいい。
でも、でもさ。そういう記載があると、なんか「美味しいものを選びましたよ!!」と一緒に書いてある気がしない?
知って食べると、「ほほう、これが〇〇産の・・・」とちょっぴり博士になった気分で鼻高じゃない?
だから私は、そういうこだわりが大好きだ。
当然、両方のアップルパイを食べたと言えば「どちらが美味しい?」と聞かれる。こういう質問は困る。どちらも美味しいのだから。
どちらを美味しいと思うのは、その人の好みと気分によるのだから。
けれど、このスタバのアップルスイーツ2種は、その質問にとても解答しやすかった。もちろん、どちらかが特別秀でて、劣っていたわけではなくて。
個性が、はっきりと分かれていたから。
ゴロゴロと林檎の詰まったアメリカンアップルパイは、スパイシーな味わいを纏いながらも、林檎自体は甘い。
対して、タルトの方は、酸味が強い。
バターたっぷりの豊かな甘さの上で、林檎のフレッシュな酸味が鮮やかに際立つ。
「甘い系の林檎か、酸味強めの林檎か」
そういう話であれば、自分はどちらが好きか、今はどういう気分かと、そういう基準で判断できる。
しっとり甘さの行き渡ったタルトと柔らかくシャキシャキと奏でる林檎の食感。
その相性はとても愛おしかった。
好きだ。
私はどちらも、大好きだ。
栗ずくめのモンブラン
秋といえばモンブラン♪
ということで、これは店頭に並んでからわりとすぐに食べたなあ。
冒頭で添付した平日モーニング楽しい~!みたいな記事で熱く語った気がする。美味しい。とんでもなく美味しい。
どこかの誰かが、昨年のよりも最高にレベルアップしていたと語っていた。
美味しい。
ということで、次行こ!!
やべ…もう2,500字だ。いつも結構な長文でごめんねえ。
ここまで読んでくれた人、本当に凄いよ、お腹空いたでしょ。
洋なしとミルクティーのパンナコッタ
こちらはもうそろそろ終わりかしら。
「紅茶!!!」って絶対叫びたくなる、そんなケーキ。
スイートポテトバー
この三角の形よ。
「三角形」なんて昔から飽きる程に見てきたはずなのに。こんなに気になるのは何故だろう。店頭で見かけてから、もの凄く気になっていた。
サイズも小さめだし、うん、ちょっと……このくらいなら良いよね!!!と自分に甘くなる。
柔らかなゴロゴロのダイスでダイレクトに。
カスタードのような甘いペーストでスイーツ感を。
練り込んだ生地でホックリ食感を。
様々な形でさつまいもの美味しさを伝えてくれる。
世の中のお父さんお母さん!!
ぜひ、美味しいの贅沢をお子さんにも分けてあげて!!
「これもそれも、全部さつまいもなんだよ。色んな形に変わって面白いね」
きっと良い教育になる。
そうして世に美味しさを求める食いしん坊を増やそう。
キャラメルやシナモンを加え、さつまいもだけどソレだけではきっと生み出せない深い味わいを。
最高だ。
豆乳パンプキンケーキ
可愛い。
可愛い。
信じられない程にツルリとスベスベのお肌!
純白な輝きに目を奪われる。
思わず白いところに顔を描いちゃったけど、真っ白な帽子を深く被った恥ずかしがり屋な南瓜君にも見えるね。
てっぺんのパンプキンシードが可愛らしい。
プリンのようなムースのような気持ちの良い溶け心地のそれは豆乳。
このケーキを見て「わぁ!クリームたっぷり!!!」とテンション爆上がりで激甘クリームへの想いを馳せながら買った人は少し肩透かしをくらうかも。そういう勝手に暴走した妄想で「期待外れだった!」なんて怒るのは筋違いだ。このケーキを食べて、そんなことをちょこっと心配した。
私は好きだよ。豆乳であっさりめのクリームだって理解した上で購入したのだしね。
甘さはかなり控えめ。
ふぅ、とゆっくり息をはき出すと、奥からほんのり豆乳の甘さが浮き上がってくる感じ。その甘さも非常に素敵だから是非楽しんで!!と推したいところだけど。この白い部分のダイレクトで分かりやすい魅力は、やはりその食感、舌触りだと思う。
そして、下の鮮やかな南瓜の甘さが一層引き立つ。
切ってみると、表面から見るよりも綺麗なオレンジ色のパンプキンもたっぷりでしょ?
これも説明がなかなか凄いので、引用しておこう。
”生地にパンプキンペーストやダイスを入れて焼き上げ、隠し味にハチミツとシナモンを加え・・・(中略)生地とムースの間のパンプキンペーストが”
はぁ…ペーストだけでなくダイスも。生地にだけでなく、その境界にも。
パンプキン尽くしじゃないか。
それに加えての豆乳ムースで、全体を優しい味わいで包み込んで、優しい舌触りに溶かして。そうして人々は気が付いたら、超パンプキンを楽しんでいる。
「モンブラン」「アップルパイ」そういうケーキならば、定番の形はあるから、それにどうアレンジを加えていくかが問題となる。
それでマンネリ化させない、新しさを追求していくのが難しいことなのかもしれないけれど。
一方で「パンプキンケーキ」って検索して出てくるのは、ベイクドチーズケーキのような外見が多い。どうしてこうなった。
何故、こういう発想になる。
スタバのスイーツ開発者凄過ぎじゃないか???
友達になってくれ。
スイートポテトシフォンケーキ
シフォンケーキって、その大きさのわりにカロリー低めだから好き。
綺麗な色を眺めて、期待を膨らませる。
でもいつまでもゆっくりはしていられない。
朝だから。数十分後にはパソコンを開いて仕事を始めなければならないのだ。
いやいや、そういうことは忘れて、「今」に集中しよう。
楽しもう。
フォークを差し入れて、驚いた。
めっっっちゃ、もっちりとした弾力!!!
弾力!!!
それでいて、フワフワしっとり!!
口に含んだそれはゆったりと消えていくものの、シュワっと消えてしまうやつよりは長くフワフワ感も楽しめて。ほんのり甘い。なるほどシナモンと焼き芋パウダーを練り込んでいるらしい。
見た目には分からなかったけど、そうか…そういうの練りこんじゃってるのか。滅茶苦茶こだわってんな。
で、ホイップクリームで覆われてるのもまた、滅茶苦茶うれしい。
さらにスイートポテトクリームが重ねられてるのヤバイ。尊い。
どうしよう、ここまで続けて色んなスイーツのこと書いてると、語彙力無いのバレる!!!「美味しい」と「ヤバい」しか言えてないじゃん。
でも、かといって焼き芋の品種言い当てるとかできないし。
私は「焼き芋うめえ」と書くしかないのだ。
このモーニングスイーツ巡りで、ケーキと合わせるのは必ずブラックコーヒーにしている。スタバの珈琲はドトールに比べて苦いと周りではかなり言われているし、私もそう思う。けれど、この甘いスイーツたちと合わさると、この苦味と引き立て合って、ケーキもコーヒーも、どちらも美味しさレベルが劇的アップを果たすのだ。
単体でも好きだ。
でも合わせると、もっともっと大好きだ。
スイートポテトのクリームは、カラメルが混ぜ込まれている。
スイートポテトバーもそうだったけれど、このカラメルの隠し味、凄い。
コク深い甘さが、私の知らない次元にまで引き上げられる。
語彙力を無くす魔法だ。
スイーツを食べずに、ドリンクだけを楽しむこともある。
家でちょこっとチョコを食べてきた時とかね。
そんな時には、少し甘めのドリンク。
パンプキンスパイスラテ
名前通り、そして評判通り、スパイス、凄い。
口に含んだ瞬間、ホイップクリームと絡んでまろやかながら、エキゾチックなスパイス感が、ナツメグの芳ばしさが、全身を突き抜けた気がした。
舌のラテと徐々に溶け合っていき、ほんのり苦くて甘い。
ほっこり、癒される。
モーニングをするようになって、何年間も離れていた大好きなフラペチーノもまた楽しめるようになった。
焼き芋フラペチーノ
芋!!凄く芋だ!!!
ほっくり、というのもちゃんと分かる。
それでいて、フラペチーノらしいシャリシャリとした食感も存分に楽しめる。
トッピングのカリカリさつまいもフレークも良いアクセントだ。
とても甘い。ケーキのように甘い。
それなのにゴクゴク飲めちゃうこの爽快感は、なんだ。
トッピングのカリカリは、少ししっとりとして、最後に残る。芋の旨みがグンと増して。これを吸うのも凄く幸福度高い。
ハロウィンが近づき、限定11日間、焼き芋フラペチーノが仮装した。
トリート with トリック フラペチーノ
"焼き芋のおいしさを表現した焼き芋 フラペチーノにハロウィンのいたずらを仕掛けました"
ということらしい。面白い。
発売数日間、ずっと売り切れだった。
みんな好きだねえ。私も好きだ。
チョコを混ぜ込んで、怪しげな色合いに。
でもチョコ×芋は意外にも相性良くて。
チョコがかなり色濃く出ている。
少しアレンジした、どころの話ではない。
チョコレートの甘さと芋の甘さが異なることは、誰にだってお分かりだろう。
異なる色を塗り重ねた時、新しい色が生まれる。
これは、そういう美味しさだ。
私は1度しか飲んでいないから実のところは分からないけれど、きっと飲む度に、少しずつ味は異なるのではないかと思う。絶妙な量のバランスや混ざり具合によって。それは、一期一会の出会いだ。
有料のトッピングを付けてしまった。
せっかくだからね。
けれど、1袋で69kcal。
この元々の激甘に、更にプラスする勇気は無かった。今度、ヨーグルトにでもかけて食べよう。
いつの間にか、中段に並ぶことの多い季節のケーキを全制覇してしまった。
こんなこと初めてだ。
とはいえ、あと数日でまた、クリスマスに向けたような冬限定スイーツが始まる。
今度はどんな出会いが待っているのだろう。
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