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高級ホテルをハシゴした。前編〜帝国ホテル〜

帝国ホテルのマカロンで目覚めて帝国ホテルの牛肉でお腹を満たして、東京ステーションホテルで安らぐ贅沢な休日を満喫した。

アホ程贅沢過ぎて、その帰りには上島珈琲っぽいお店で珈琲を飲んで、エノテカで100mlが1,800円くらいのワインを飲んだことはまあ見なかったことにするとして、心も胃袋もいっぱいで、夜には冷凍していたパンしか食べられなかった。


帝国ホテル パークサイドダイナー
もう何度も行っている、お気に入り飲食店のひとつ。

「帝国ホテルのレストランはよく行くんだけど…」みたいなことをサラッと言えると、ちょっとリッチな気持ちになれるからオススメ。

実際のところ、帝国ホテルというと数ある高級ホテルの中でも一流という感はあるものの、飲食店については他のホテルと比べて格段に高いわけではない。
ちょっと貧乏くさいことを言えば、先にお土産ショップガルガンチュワの方に行けば、レジのところにレストラン10%引き券が置いてあったりする。帝国ホテルでの10%は大きいのよ…。

帝国ホテルでは提携により、ハレクラニフェアを時々開催する。ハワイ旅行に行った時、とてもとても良いお店だったから。以来このフェアには非常に愛着というか、関心が向く。

思ったより魅力的な食事が見つからず、「日本の方が安くて美味しい」という結論に早くもぶち当たっていた時に出会えた、凄く、凄くう素敵なお店だった。

ロコモコ デミグラスソース フライドライステーキと目玉焼き添え

大きく全体を覆ったトロットロの目玉焼きが良き良き。野菜にもハンバーグにもご飯にも絡めながら。かため好きには「えっ…」という感じだろうが、半熟好きにはたまらんよ。

そして特に素晴らしいのがお米。
おコゲ強化版みたいな平たい揚げ焼きライスが、ニンニクが効いていて、めちゃ旨ソースがたっぷり染み込んでいて、叫ぶくらいバカみたいに美味しい。

美味し過ぎてコレの為に、一度楽しんだ後たった4日後に再訪問した。

ハワイアン ルアウ ココナッツジンジャー風味のマッシュポテトを添えて

ハワイの伝統料理「カルアポーク」に着想を得て…ということだけど、どこか大豆ミートとかツナとか、あるいはチャーシューにも近いかも。不思議な旨みがギュッと詰まって。塩味が他の野菜たちに絡んで、クセになってしまう美味しさが。

紫色のマッシュポテトは不思議な甘さ。
見た目にも味わいにも、なんだか楽しい。


セットのサラダは特段変わったところは無いのだけど作りが丁寧で、野菜好きにとっては始終美味しく、たっぷりで嬉しい。

サラダとコーヒー、それにメニューの中でも3,000円台後半くらいに相当するメインとのセットで3,300円なら、平日ランチはやっぱり凄くお得だなあ。

ガッツリお肉!!
柔らかで簡単にほぐれて、少し赤さが残って豪快で丁寧で。見事までに牛肉!!肉々しい。

ドリンクの法則が少し読めてきた…かも。
単品コーヒーだと、途中でお代わりをいただける。食前、食中、食後、くらいのペースならば、それ程失礼にはならないだろう。するとなんということでしょう、帝国ホテルのコーヒーが一杯500円足らずで飲める。

セットでは基本的にお代わりは無しな気がする。どうやって見分けているのだろうと不思議だったが、キーになるのはカップの柄な気がする。単品での注文だと、真っ白無地だったから。

が、セット注文、単品、それぞれが一緒にいる場合にはその限りでもなかったり…片方だけに注がれても気まずいもんねえ。明記をしないって、多分そういうサービスの自由度を高めるため…かもしれない。

ハンバーグ、と見せかけてのフォンダンショコラ。

カレーも当然美味しい。

デザートも美味しいし、時折なんか凄いのやり出す。

帝国ホテルって伝統ばかり重んじる絶対王者感で敬遠されるところもあったりするけれど…案外チャレンジングなところもあるし、ギフトで配りやすいあのチョコなんか、見たらきっと「あっ、それは見たことある!!」と思うくらいには身近にある。このチョコめちゃ使いやすいし美味しい、ということを、いつだったかカフェで隣の席に座っていた奥様が熱弁していた。

帝国ホテルは、色々な意味で色々と凄く良いので、しつこいくらい言ってるけど、やっぱり好き。

さてさて、今日はそんなに甘い話では無いけれど、何故かこの後に別のホテルのパフェを食べた、という話に続くので、甘い話のマガジンにちゃっかり入れてしまおう。


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