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ちょぼ先生の自己流おさかな図鑑 vol.28

・標準和名 
 カワハギ

・漢字
 皮剥

・学名
 Stephanolepis cirrhifer

・分類(仲間分け)
 フグ目カワハギ科カワハギ属

・大きさ
 体長20~25cmくらいになる。デカい菱餅みたいな形状。
 日本記録は44.3cm。ウマヅラハギ並みやね。

・生息地(レア度)
 日本各地に生息。けっこう身近な魚。砂底、岩礁域に多く生息。

・ちょぼ's メモ
 料理の際に、すぐに皮を剥がせることができるためこの名前となった。ウロコがなくざらざらとしている。サメ科の体表に近いものがある。簡単に皮が剥がしやすいため料理が苦手な方でも捌きやすい魚である。
 釣り師の間では、「エサ取り名人」という異名を持つほどで、釣り餌だけを捕食する能力に長けている。その理由は、口が小さく、ついばんだり、吸い込むように捕食するためである。この特徴から釣るのが難しいとされるが、難しさゆえに釣りの対象として非常に人気である。
カワハギのアタリを確実に感じ取るための繊細な竿、エサをすぐに取られないようにするための工夫などそのゲーム性がこの釣りの面白さなのだろう。あとルックスからは想像もできないような電気ショック的なアタリ竿が海面に突き刺さるかのような強い突っ込みも人気の理由であろうと思う。
 食べてもむちゃくちゃ美味しい。冬の時期の肥大化した肝臓は、海のフォアグラと言われるほど(勝手に自分で言っている笑)美味である。
美しい透き通るような白身に肝醤油をつけて食べると確実に昇天できる。
ただ、夏場の方が身は美味しい。
 写真は、昨年の11月に伊豆で釣ったもの。海が荒れて船酔いで釣りにならなかったが、何とか釣り上げたうちの一匹。
そのゲーム性と味の良さにカワハギ釣りに魅了され完全にはまってしまった。今年はリベンジをしよう!

利用した釣船は、「達丸」さん(静岡県伊東市の伊東港より出船)


stand.fm(スタエフ)で、ホームルーム風のラジオ番組やってます。もし良かったら聴いてみてください。


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