見出し画像

フリーランスの時給の400倍の差を考える

フリーランスの時給は500円のこともあるし、20万円のときもある。その400倍の差はなんなのか。こういった思考によって、フリーランスに必要な感覚が磨かれていく感じがします。

ちなみに500円のほうはココナラで7年前にやった独立後の一番最初のお仕事でした。20万円のほうは、1.5時間の登壇で30万円の登壇料、みたいな感じのやつです。

たとえば、クライアントは単にフリーランスの「1.提供価値」にお金を払うわけじゃない。「2.希少性(代替不可能性)」「3.必要性」「4.組織への正の影響」「5.予算」あたりが複雑に絡んできます。

1が高くなくても2と3があれば依頼してくれるし、
3が高くなくても4と5があれば依頼してくれる、みたいなことも。

登壇料が数百万円や数千万円の人もいるので、世界は広いし上には上がいるなあと思いますw 特にそうなりたいわけじゃないけど、彼らはきっと2の希少性が飛び抜けているんじゃないかなあ、とか思ったりします。

フリーランスがこの力学を見誤ると「あっちでイケたのにこっちではダメ」「あのときはイケたのにこのときはダメ」という事態に混乱したりします。

なんでダメだったかクライアントに訊いても本当のことを言ってもらえないこともあるので、人間同士としての信頼関係があるクライアントからのフィードバックをとくに大事にしたいですね。

ちなみに、この1〜5が絡む意思決定の力学にフリーランスは積極的に関与しなくちゃいけない。クライアントに委ねるのではなくて、対話を通じて各項目を紐解いていくようなプロセスが必要だと思います。

これは営業というよりは、お互いの認識の擦り合わせという感じです。このへんを解像度高くできると、フリーランスは仕事に困ることがなくなったり、報酬額の決定権を自分が持てるようになったりする感覚があります。

最後にクライアントが意思決定をするときの力学の項目について以下に書いておくので、ご参考にされてくださいー!

意思決定の力学にまつわる項目たち

  1. 提供価値

  2. 希少性(代替不可能性)

  3. 必要性

  4. 組織への正の影響

  5. 予算

最後まで読んでいただきありがとうございます!サポートも嬉しいですが、ぜひ「スキ!」をつけたりシェアしたりしてほしいです!それが次の記事を書くチカラになります。