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オフビートなきみへ

きみが描く漫画はいつも大げさで現実離れした物語だった。ハリウッド映画だってそこまでやらないよってくらい大げさなんだ。地球はいつも危機に見舞われていたし、主人公は常に大声を張り上げている。敵だって、運動会みたいに張り切っている。
「願望の反映なんだと思う」
きみの自己分析が外れていることを願う。きみが描いている漫画のような世界が現実になったら困るんだ。好きな漫画のことを話したり、素晴らしい芸術品を見て一緒に感動したり、そんなオフビートな日々が、とても気に入っているのだから。


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