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息をつめないで息を抜くように、自分を子どもを育てたい

息を詰めて、いた。
根を詰めて、いた。

noteを書くことを、自分に課して。
つらいというんじゃないけれど、重かったんだなって。

朝の投稿をやめてみて、呼吸が楽になった。

朝、記事を書いていなかったときの「あ~~」というヒヤッと感から解放された。

ふと気づいた。

私はこんなことを何度か、している。

息を、詰めて。
根を、詰めて。

職場での人間関係と同時に、仕事が合わなかった時。
出しても出してもプランが通らなくて、底の深い穴を覗いていたとき。
先輩に心ない言葉と皮肉をあびせられながら、チームを組んでいたとき。

体まで青ざめるような、よどんだ日々。

異動で部署が変わった時の、深呼吸を忘れない。

20210908穴からの青空


つらい恋をしていたときも。

「こちらを見て」と言い出せなくて、話しやすい仕事仲間を装っていたとき。
でも好きで好きで、息を詰めるくらいに。
少し遠くから見つめていた。

彼はきっと私の思いに気がついていた。
でも彼にはつきあっている人がいたことも、知っていた。

結局彼がその人と結婚したときの、暗い静かなため息。

告白しなくてよかったんだって、自分に言い聞かせたときの私の冷たい指先。おぼえている。

20210908雨の空


子どもを育てている時も。

かわいくていとおしいけれど、時どきどうしていいかわからない。

誰とも話せないで、命の重さを預かって。
相手をしながら、何もしていないような、無為な気持ち。

大事なことをしているってわかっているんだけど、自分が自分じゃないみたいで。
自分の時間じゃなくて、自分のことはできなくて。
やらなければならないことは多くて、それもできなくて。

息を詰めていたなって思う。

ある時。
汗をかいていた息子の肌着を脱がせた。

7,8か月だっただろうか。
ハイハイをしているくらいの時。

お布団の上にコロンところがって、キャッキャと笑った。
おむつだけして、はだかんぼう。

私も、お布団にころがってみた。
裸じゃ、ないけど。

私の上に乗っかってきて、また笑う。

すべすべの肌、ピカピカの笑顔。
温かくて、柔らかい。
抱っこすると気持ちいい。

すうっと呼吸が楽になった。

無理するの、やめよう。
のんびりしよう。

そう思えて。
ほっとした。

育児じゃなくてもね。

なんでも。

息をつめないで。

深呼吸しようっと。

20210908青い海と空


※イラストは出雲千代さんからお借りしました。ありがとうございます。

本日メルマガを配信しました。

「手を抜くことと、肩の力を抜くこと」
カンペキを目指さないで、手を抜いたり、肩の力を抜きたい。
抜いていいんだよって思って書きました。
自分自身の反省を込めて。

なぜか毎週、抜けている私も入っています💦
どちらも私なんですけど、noteに出さないでこっそりと😆

ありがとう青い花




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