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俳句で空を仰ぎ見た宇宙杯

宇宙杯だから?

空を見上げて。
足下にも宇宙そらを見て。

春。



蝶追うて空の高みに駆け上がる

ひらひら飛ぶ蝶を目で追って。
す~っと高く舞い上がった蝶を、まぶしく見上げて。
気持ちは空の上に、上に飛びました。
青い空。すうっと白い雲。

晴れやかな、春の

気持ちは新しい日々に向かっていました。


広き背に光こぼるる卒業子そつぎょうし

息子が高校を卒業しました。

最後の制服姿を玄関から見送ったとき。
背中の広さにハッとしました。
ああ、こんなに大きくなっていたんだなと。

その背中に、太陽の光がまぶしく注いでいました。


点点と赤き椿のひしゃくぼし

少し寂しい気持ちで、うつむき加減で歩いていたら。
椿の花が点点と落下していました。
椿は、花がぽとりと落ちます。

花びらが散るのではなく、花ごと落花する、椿。(お借りした写真です)

花一輪ずつ。
孤高。
星のようにも見えて。
春の星座・北斗七星を思い浮かべました。

季重なりになりました。


俳句を詠もうと、外を歩く、思い出すと、いつもと違う景色が見えます。
もうひとつの目で。



宇宙杯に応募します。

今回は何句でもOKなのかと思ったら、3句まででした。

5句書いたのですが、2句削ります。
どれがいいのか、わからないのがつらいわ。
生活の句は、後日に。

季節ごとに考える。
俳句イベントがあるからこそ、考えるようになりますね。

宇宙杯、ありがとうございます。



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